店舗の内装を解体する手順と流れは?

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解体工事の流れや種類、費用を知りたいです!

 

解体工事の流れは、1.足場の設置や工事前の養生 ⇒ 2.設備の撤去 ⇒ 3.内装の撤去 ⇒ 4.床材の撤去 ⇒ 5.産業廃棄物の運搬及び処理 です。種類や費用はこの記事で詳しく解説します。

 

 

店舗の内装解体にかかる費用は1坪当たり1.4万~4万円が相場

 

店舗の内装解体にかかる費用は「1坪当たり1.4万~4万円」が相場です。ただし店舗の種類によっては、相場に比べて費用が変動します。

 

たとえば飲食店の内装を解体する際に、排気ダクトや厨房機器の撤去が必要です。解体作業の手間が増えてしまうため、内装解体にかかる費用もかさんでしまいます。

 

また、美容室の場合も個室撤去が必要となるため費用が割高になる可能性があります。

 

店舗の種類によって解体作業の手間や工事期間、作業員の人数などが異なります。それぞれの要素が増えることによって、解体作業にかかる費用が高くなってしまうでしょう。

 

居酒屋の店舗内装については下記の記事を参考にしてください。

 

 

ネイルサロンの店舗内装については下記の記事を参考にしてください。

 

 

カフェのリノベーションについては下記の記事を参考にしてください。

 

 

店舗の内装解体工事費用が高くなるケース

 

解体費用が高くなるケースは主に3つあります。

 

費用が高くなるケース①:内装にアスベストが含まれている

内装にアスベストが含まれている場合は、店舗の内装解体工事費用が高くなります。アスベストは有害性が問題視されているため、アスベスト飛散対策が必要です。

 

またアスベストを撤去する際は、事前調査から書類の提出、近隣への周知まで必要となるので通常の解体工事に比べて費用がかさんでしまうでしょう。

 

ちなみにアスベストの使用は、2004年に完全禁止となりました。そのため、2004年以前の建物の場合は注意が必要です

 

費用が高くなるケース②:産業廃棄物が多く出る

産業廃棄物が多く出る場合も、内装解体工事費用が高くなります。産業廃棄物とは「事情活動に伴って生じる廃棄物」のことです。内装解体工事の際には、紙くずや木くずなどが産業廃棄物に該当します

 

産業廃棄物は適切に廃棄する必要があるため、一般廃棄物よりも費用がかかります。そのため産業廃棄物が多いほど、費用がかさんでしまうでしょう。

 

費用が高くなるケース③:重機が入れない場所

内装の解体工事の際は、重機を設置する必要があります。

 

しかし立地条件が悪く重機が設置できない場合は、手作業で行うことになります。

 

当然手作業で行う場合は作業量が増えるため、人手が必要です。また工期も長くなりやすいことからも、解体工事費用が高くなってしまいます。

 

店舗の内装解体工事の流れ

 

店舗の内装解体工事の流れは、以下の通りです。

 

1.足場の設置や工事前の養生

2.設備の撤去

3.内装の撤去

4.床材の撤去

5.産業廃棄物の運搬及び処理

 

上記は、あくまでおおまかな流れとなります。ちなみに工事が終了したタイミングで、一緒に現場の確認となります。確認した際に問題なければ、内装解体工事の完了です。

 

店舗の内装解体費用を抑える方法

 

相見積もりをとる

店舗の内装解体費用を抑えるためには、相見積もりをとる方法がおすすめです。複数の解体業者から見積もりをとることで、安い業者を見つけることができます

 

ただし、見積もり金額が極端に安い業者は注意が必要です。見積もり金額が極端に安い業者は、後から追加費用を請求する可能性があります。

 

そのため優良な業者を見極めるためにも費用面だけでなく、見積もり内容を詳細に記載しているのかも確認するのがおすすめです

 

残置物はできるだけ少なくする

解体工事の際に発生したゴミは、全て産業廃棄物として廃棄する必要があります。産業廃棄物になると、通常のゴミに比べて処分費用が高くなってしまうのです

 

そのため残置物をできるだけ少なくすることで、店舗の内装解体費用を抑えることに繋がります。ですから工事前にはできるだけ自分で残置物を撤去し、自分で撤去できないものだけを業者に処分してもらうようにしましょう。

 

まとめ

 

店舗の内装解体にかかる費用は1坪当たり1.4万~4万円が相場でした。

 

内装にアスベストが含まれている場合や、産業廃棄物が多くなる場合は相場よりも高くなるため注意が必要です。

 

相見積もりをとることや、残置物をできるだけ少なくして解体工事にかかる費用を抑えましょう。

 

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