家の解体工事の流れと手順を詳しく教えてください!
解体工事は「①業者に見積依頼 ②業者選定及び契約 ③工事前の各種届出や近隣挨拶 ④着工、⑤工事完了後の手続き ⑥業者へ工事代金の支払い」という流れになります。
解体工事の手順
家の解体工事は単に業者に依頼すればOKというものではありません。下記のステップで解体工事が進みます。
① 業者に見積依頼
業者に見積依頼をすると現地調査実施後に見積書を提示されます。
② 業者の選定及び契約
見積書の内容を確認、検討後に1社と契約を交わします。
③ 工事前の各種届出や近隣挨拶
ライフラインの停止や撤去などの各種必要な届出や、近隣への挨拶を実施します。近隣挨拶は工事業者が実施することも多いので事前に確認しておきましょう。
④ 工事着工
いよいよ工事が始まります。解体工事の施工手順は「①足場や養生の設置 ②建物内部や周辺の不用品撤去 ③建物本体の解体」という流れになります。
⑤ 工事完了後の手続き
工事完了現場を確認後し、建物減失登記の届出を1か月以内に行います。
⑥ 業者へ工事代金の支払い
工事中に追加費用が発生した場合は、最終金額を確認して代金を支払いましょう。
解体工事の手順にかかる時間の目安
解体工事の手順について紹介しましたが、解体工事のそれぞれの手順でどれくらいの時間を有するのかを把握しておきましょう。
解体工事を決めたものの思ったよりも着工までに時間が無いとなると、届出の不足やあらゆるトラブルの元となる可能性があります。
解体工事の手順1~3までは、2か月ほど見ておきましょう。工事開始までに家具などをご自身で撤去する手間も考慮する必要があります。
解体工事の手順4(工事着工~完工)は、30~40坪ほどの広さの家屋で週間~1か月程度です。
業者へ解体工事の見積依頼をしてから工事完了までは、3か月ほどかかると考えておきましょう。
解体工事前後に必要な手続き
解体工事には、工事前後で必要な手続きがいくつかあります。業者が手続きを行うものもありますが、自身で行わなければいけない届出もあるので、事前にしっかり把握しておきましょう。
ご自身で行う届出は、下記4つです。
・ライフラインの停止:電気、ガス、水道の停止
・建物リサイクル法関連の届出:各自治体が廃材の取り締まりのために定めている届出
・建築物除去:工事事業者が届出る場合もあるので要確認
・建物減失登記申請:解体工事完了後に、法務局へ申請
解体工事前に必要な届出については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
まとめ
この記事では、解体工事がどのような流れで進むのか、手順について紹介しました。
まとめ
・解体工事は、見積もり、契約、各種届出手続き、着工、工事完了後届出、工事代金支払い、という流れで進む
・解体工事の手順で工事完工までにかかる時間は、3か月程度見ておく必要がある
・解体工事前後には、各種届出が必要
・トラブルにならないためにも解体工事の業者選定は慎重に行うことが大切
解体工事の手順ついて相談したいという方は、こちらのお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。