一戸建ての全面改装リフォーム、フルリノベーションを検討中です。費用はどのくらいかかりますか?
一戸建ての全面改装リノベーションにかかる費用の中心価格帯は1,000万円~1,250万円です。ただし築年数や工事内容などにより金額は変動します。
目次
一戸建ての全面改装リノベーション費用
一戸建ての全面改装リノベーションにかかる費用の中心価格帯は「1,000万円~1,250万円」です。
工事の坪単価の目安は約10万円~70万円で、築年数や工事内容、床面積などにより金額は変動します。
建物の劣化が激しい場合や、外壁・屋根も合わせて改装する場合はより高額になるといえるでしょう。
以下に一戸建ての築年数別のスケルトンリフォーム(リノベーション)費用相場をまとめました。
築年数 |
工事内容 |
費用相場 |
30年 |
内装スケルトンリフォーム |
1,000万円前後 |
30年~40年 |
内装・外装スケルトンリフォーム |
1,000万円~1,500万円前後 |
50年以上 |
内装・外装スケルトンリフォーム |
1,500万円~1,800万円以上 |
(建坪25坪・83㎡の建物)
一戸建てのリフォーム費用についてはこちらも参考にしてみてください。
マンションの全面改装リノベーション費用相場
マンションの全面改装リノベ―ションにかかる費用の中心価格帯は「500万円~600万円」です。
一戸建てに比べると規模が小さいことが多いため、費用を抑えやすいといえるでしょう。
工事の坪単価の目安は約10万円~50万円で、床面積や工事内容などにより金額は変動します。
費用の目安は300万円~800万円ですが、設備のグレードやデザインなどにより1,000万円~1,500万円以上かかることもあるので覚えておくとよいでしょう。
以下にマンションの工事内容別のリノベーション費用相場をまとめました。
工事内容 |
費用相場 |
内装工事+設備交換 |
500万円以内 |
間取り変更+内装工事+設備交換 |
500万円~700万円 |
スケルトンリフォーム |
600万円~1,500万円 |
(3LDK・70㎡のマンション)
マンションのリフォーム費用についてはこちらでご紹介しています。
全面改装リノベーションの費用を抑えるコツ
全面改装リノベーションの費用を抑えるにはいくつかコツがあります。
材料や設備のグレードを下げる
壁紙や床材などリノベーションで使用する材料や、ユニットバスやシステムキッチンなどの設備のグレードを下げることで費用を抑えやすくなります。
しかし全体的にグレードを下げてしまうと、満足のいくリノベーションができないかもしれません。
リノベーションの内容に優先順位をつけ「ここだけは絶対こうしたい」という箇所を絞ってプランニングするとよいでしょう。
補助金制度や減税制度を活用する
補助金制度や減税制度の対象となる工事を行うことでリノベーション費用を抑えることができます。
対象となるのは耐震改修リフォーム、省エネリフォーム、バリアフリーリフォームです。
国や自治体による補助金を受けたり、固定資産税や所得税などの減税を受けたりすることができます。
どの制度を利用できるか、自治体のホームページなどで確認しておくとよいでしょう。
補助金制度の対象となる工事についてはこちらをご覧ください。
全面改装リノベーション以外の費用
全面改装リノベーションでは、工事以外にも費用が発生します。
リノベーション期間は約3ヵ月~5ヵ月が目安ですが、その間は住むことができません。
仮住まいに賃貸物件を選ぶ場合は賃料がかかります。
また引っ越し費用のほか、家具を新調する場合は購入費用・処分費用などもかかるため、トータルの費用についても計算しておくとよいでしょう。
まとめ
この記事では、全面改装リノベーションの費用についてご紹介しました。
まとめ
・一戸建てのリノベーション費用の中心価格帯は1,000万円~1,250万円
・マンションのリノベーション費用の中心価格帯は500万円~600万円
・費用を抑えるには優先順位を踏まえて材料や設備のグレードを下げる、補助金制度や減税制度を活用するとよい
・仮住まいのための費用など工事以外の費用が発生する
一戸建てやマンションの全面改装リノベーションをする場合は費用相場を把握し、無理のない資金計画を立てることをおすすめします。
全面改装リノベーションを検討中の方は下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。