

ウイルス対策で店舗の消毒作業を検討しています。業者に依頼すると費用はどのくらいかかりますか?

店舗の消毒作業を業者に依頼した場合の費用相場は床面積1㎡あたり600円~1,000円です。費用の目安を知るには複数の業者に見積もりを出してもらうとよいでしょう。
店舗の消毒方法
飲食店や物販店などの店舗の消毒方法は場所によって異なります。
以下に店舗の主な場所別の消毒方法をまとめました。
天井・壁の消毒
蓄圧式噴霧器やULV(高濃度少量散布)噴霧器などを使い、厚生労働省が推奨する消毒用アルコールを噴霧します。
床の消毒
床の素材に合わせ、噴霧器での噴霧またはウエスなどを使い手拭きします。
水回りの消毒
サビの心配のない場所には噴霧器での噴霧を行いますが、手で拭き上げることもあります。
窓・カーテンの消毒
窓やカーテンにも噴霧器で消毒液を噴霧しますが、窓は隅々まで手で拭き上げることもあります。
またカーテンは煮沸消毒をすることもあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。
ドアの取っ手・手すり・蛇口の消毒
ドアの取っ手や手すり、蛇口、電話機、照明のスイッチなど人が触る機会の多い部分は、ウェスなどに薬剤を含ませて複数回拭き上げます。
ただし業者によって使用する機材や消毒方法が異なる可能性があるため、見積もりを頼むときに詳しく確認しておくとよいでしょう。
店舗の消毒にかかる費用
店舗の消毒を業者に依頼した場合の費用相場は「床面積1㎡あたり600円~1,000円」です。
300㎡の店舗では180,000円~300,000円前後が目安といえます。
ただし店舗の業種や消毒する場所、作業内容などにより金額は異なるため、一度見積もりを依頼するとよいでしょう。
その場合は複数の業者に見積もりを出してもらい、おおまかな相場をつかむことをおすすめします。
店舗消毒を依頼する業者選びのポイント
店舗消毒を依頼する業者を選ぶときは次の点を覚えておくと安心です。
新型ウイルスに対応している
新型ウイルスウィルスに対する消毒を行っているかしっかり確認することが大切です。
一般の消毒作業とウイルス対策の消毒とでは、使用する薬剤の種類や消毒方法が異なります。
厚生労働省の推奨する消毒方法に基づく作業を行ってくれるかどうか、見積もりを頼むときに確認しておきましょう。
消毒作業に適切な服装をしている
消毒作業を行うときに、作業員が適切な服装をしているかも確認しておきましょう。
ウイルスウィルスによる二次感染防止のために、店舗に入る前に次のことを行うのが一般的です。
防護服、マスク、手袋、フットカバー(必要に応じてゴーグルなど)の装着
次亜塩素酸水を全身に散布
消毒方法と合わせて服装についても確認しておくと安心です。
店舗消毒の注意点
店舗の消毒をするときは次の点に注意が必要です。
消毒作業中は入れない
消毒作業中は基本的に店舗内に入ることができません。
店舗の広さや作業内容などにより異なりますが、消毒作業は数時間かかります。
また使用する薬剤が完全に乾燥するまでにも数時間かかること、薬剤のニオイが1日程度残ることも覚えておくとよいでしょう。
サビる恐れのある設備や機器がある場合
薬剤を噴霧するとサビる可能性のある設備や機器がある場合は、業者に見積もりを出してもらう時点で相談しておきましょう。
設備や機器に配慮した機材や薬剤を使用してもらえるように、事前に頼んでおくことをおすすめします。
まとめ
この記事では。店舗のウイルス対策における消毒作業についてご紹介しました。
まとめ
・噴霧器での噴霧や手拭きなど消毒方法は場所により異なる
・消毒作業の費用相場:床面積1㎡あたり600円~1,000円
・新型ウイルスに対応している業者を選ぶとよい
・注意点:消毒作業中は店舗に入れない、設備や機器に考慮した消毒方法をするなど
新型ウイルス対策には店舗の消毒以外に、手指の消毒やマスク着用、パーテーションの設置といった方法があります。
業種や店舗の規模などに合わせ、適切な方法を選ぶとよいでしょう。
店舗の消毒について詳しく知りたい方は下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。