店舗の内装デザインに効果的な配色を知りたいです!
店舗の内装の色は、業種によって適した配色が存在します。業種と相性の良い配色をすることが大切です。
店舗における内装の色の効果とは?
色は人にイメージを連想させる心理的な効果を持っています。店舗における内装の配色においても同様です。
店舗における内装の色を考えるときは、大きく分けて「寒色と暖色」「膨張色と収縮色」による効果を知っておきましょう。
寒色と暖色
寒色は青系統の色を示し、店舗に寒色を取り入れることでクールな印象を与えます。反対に、暖色は赤色や黄色系統の色を示し、暖かくぬくもりのあるイメージを与えたいときに効果的です。
膨張色と収縮色
膨張色は、白や暖色系の色を示し、ものを大きく広く見せる効果があります。収縮色は、黒味が強い色の系統を示し、引き締めて小さく見せる効果があります。
店舗内装に使う色を考えるポイント
店舗内装の色を効果的に使うためには、配色のポイントを抑えることが重要です。また、ポイントを抑えることで、店舗内装の配色も考えやすくなります。効果的な店舗内装の配色を考えるポイントを紹介します。
店舗のコンセプトから内装の色を考える
店舗のコンセプトに沿って配色を考えることで、イメージと矛盾のないお店を作ることができます。例えば、落ち着いたスタイリッシュなバーというコンセプトであれば、寒色のブルー系を取り入れるのがおすすめです。
アクセントカラーを効果的に取り入れる
店舗内装の配色にアクセントカラーを取り入れることで、おしゃれでオリジナルな空間を作り上げることができます。ただし、アクセントカラーを取り入れる場合は、他の内装の色との配色に気を付けて、効果的に使うようにしましょう。
店舗内装の配色パターン
店舗内装の配色を一から考えるのは、難しいという方もいます。そのような方は、店舗内装の色でよく使われる配色のパターンを知っておきましょう。
ドミナントカラー配色
色相を同一または類似色で統一した配色のことです。同じ色相で、明るさや彩度を変化させる統一感のある配色です。
コンプリメンタリー配色
コントラストがはっきりわかる、対極にある色の配色です。店舗デザインでメインカラーを引き立たせるのに効果的です。
カマイユ配色
明るさや彩度が似た近い色を隣接した配色です。シンプルな配色が基本となるので、さまざまな業種に取り入れやすいです。
店舗内装の配色で注意するべきポイント
店舗内装の配色は、お客様にとって居心地の良い空間を提供するために重要な要素となります。店舗内装の配色で注意するポイントを紹介します。
店舗内装で使う色は3色程度にしておく
あまりにも色を何色も使っている場合は、ごちゃごちゃした空間になります。お客様が店内で落ち着けなくなってしまう可能性があるので、内装で使用する色は3色程度にしておきましょう。
床に近づくにつれ暗めのカラーを使う
あまり意識することはありませんが、多くの店舗では床材に一番暗い色を使っています。この配色を基本として内装の色を決めるようにしましょう。
まとめ
この記事では、店舗内装の色の効果的な配色やポイントについて紹介しました。
まとめ
・店舗内装の色は、大きく分けて「寒色や暖色」「膨張色や収縮色」によりもたらす効果が違う
・店舗内装の色は、店舗のコンセプトから考えることや、アクセントカラーを取り入れることが重要なポイント
・配色パターンを知ることで、店舗内装の配色を考えやすくなる
・店舗内装の色を考える際は、使用する色を3色程度にすることや、床に近づくにつれ暗い配色を基本とする
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