バーの店舗内装デザインにかかる費用はどのぐらいですか?内装デザインのポイントや注意点を知りたいです!
バーの店舗内装デザインにかかる費用は、スケルトン物件で坪単価30万~60万円、居抜き物件で坪単価15万~30万程度です。またターゲット層を明確にすることや、照明の明るさと色にこだわることがデザインのポイントです。
目次
バーの店舗内装デザインにかかる費用
バーの店舗内装工事にかかる費用は「スケルトン物件」か「居抜き物件」かで異なります。
内装や設備などの工事が必要となるスケルトン物件は、「坪単価が30万~60万円」が相場です。一般的な店舗の坪数は20坪程度になるため、総額600万~1,200万円かかります。
一方で内装や設備などそのまま使える居抜き物件は、「坪単価15万~30万程度」が相場です。そのため総額は、300万~600万円となります。スケルトン物件と比べると、居抜き物件の方が費用を安く抑えられます。
ただし、内装工事を行う際に、建材や内装仕上げにこだわる場合は費用が膨らむので注意が必要です。
たとえば、カウンターに使用される建材を集成材やメラミン化粧板ではなく、無垢の木材を使用すると高額になります。他にもレザー製のソファやデザイン性の高い内装を使用する場合は、内装工事費が膨らむので注意しましょう。
リフォームの内装について詳しくは下記の記事で紹介しています。
バーの店舗内装デザインのポイント
バーの店舗内装のポイントは3つあります。
・ターゲット層を明確にする
・バーの種類を決める
・照明の明るさと色にこだわる
デザインのポイント①:ターゲット層を明確にする
バーの店舗内装デザインを検討する際は、まずターゲット層を明確にすることです。ターゲット層を明確にすることで、内装デザインがイメージしやすくなります。
たとえばバーで音楽を楽しみたいお客様をターゲットにする場合は、ミュージックバーを目指すのがおすすめです。
ミュージックバーを目指す際は、落ち着いた雰囲気の内装やアンプ・防音設備などが必要になります。このようにターゲット層を明確にすることで、内装デザインが計画しやすくなります。
デザインのポイント②:バーの種類を決める
バーの内装デザインを検討する上で、バーの種類を決定しましょう。バーにはお酒を出す正統派以外にもさまざまなタイプのバーがあります。
以下にバーの種類についてまとめました。
バーの種類 |
特徴 |
オーセンティックバー |
本物志向のバー。お酒の知識を持ったバーテンダーが所属している正統派のバー。 |
ショットバー |
お酒を一杯から注文できるバー。気軽に飲めるバートなっている。 |
ミュージックバー |
ピアノや音響などにこだわったバー。音楽を聴きながらお酒をたしなむことができる。 |
アミューズメントバー |
ダーツバーやビリヤードなどが楽しめるバー。お酒を飲みながら友達同士が集まって遊べる。 |
基本的にバーの内装デザインは、大人向けに仕上げるのが一般的ですが、バーの種類によってラグジュアリーな雰囲気にするのか、カジュアルな雰囲気にするのかさまざまです。
自分だけのバーを作り上げるために、空間演出を検討する必要があるでしょう。
デザインのポイント③:照明の明るさと色にこだわる
バーの内装デザインを行う上で、照明の検討も欠かせません。照明を検討する際は明るさと色が重要になります。
バーの雰囲気をラグジュアリーにしたい場合は明るさを控えた照明がおすすめです。
照明の色もオレンジに近い電球色を選ぶことで、落ち着いた空間に仕上がります。またバーの雰囲気を日頃から変えていきたいケースでは、調整機能を付けることで雰囲気を変えることが可能です。
バーの店舗内装デザインの注意点
バーの店舗内装デザインを検討する際は「自身のイメージとお客様のニーズのバランス」に気を付けましょう。たとえば正統派スタイルのバーを目指す際に、内装デザインを高級品でまとめるケースがあります。
しかしあまりにも高級な内装デザインが目立ってしまうと、落ち着いた空間には仕上がりにくくなります。落ち着いて飲みたいお客様にとっては、居心地の悪い空間になってしまうでしょう。
ターゲット層に沿った内装デザインならば問題ありませんが、ニーズに合わないお客様は利用しにくくなります。そのため自身のイメージとお客様のニーズのバランスをとることが内装デザインを検討する上で重要です。
店舗の内装の注意点について詳しくは下記の記事で紹介しています。
まとめ
バーの店舗内装デザインの費用は、スケルトン物件の坪単価が30万~60万円、居抜き物件は坪単価15万~30万程度が相場でした。
またバーの店舗内装デザインのポイントは、ターゲット層を明確にする・バーの種類を決める・照明の明るさと色にこだわることです。