店舗でよく使用される壁材にはどんな種類がありますか?よく使用される壁材や壁材の選び方を知りたいです!
店舗でよく使用される壁材は、クロス・塗り壁・木質材・タイル・コンクリートの5つです。壁材の選び方は、コンセプトや機能面を意識することです。
目次
店舗の内装でよく使用される壁材を5つ紹介
店舗の内装でよく使用される壁材は、以下の5つです。
・クロス
・塗り壁
・木質材
・タイル
・コンクリート
壁材によって、さまざまな特徴があります。下記で壁材ごとの特徴を簡単にまとめました。
クロス
クロスとは「布やビニール、紙などの素材を加工した壁材」のことです。汎用性が高く比較的安価なことからも、一般的によく使用される壁紙です。
またクロスには機能付きのものもあり、汚れ防止加工のクロスや防カビ加工のクロスなどもあります。店舗が飲食店の場合に機能付きクロスを選べば、食空間を清潔に保てるでしょう。
店舗のクロスについて詳しくは下記の記事で解説しています。
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店舗の内装(クロス)の選び方を紹介します
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塗り壁
塗り壁とは「壁に漆喰や珪藻土などを塗って仕上げた壁」のことです。たとえば、漆喰壁や珪藻土壁などが代表的です。
塗り壁は質感のある印象に仕上がるため、和をテーマにした店舗の内装におすすめです。
また塗り壁は、調湿性や断熱性などの機能面に優れています。特に高温多湿な日本に向いている壁紙材と言えるでしょう。
木質材
木質材とは「無垢材や複合壁材などで仕上げた壁」のことです。木の温もりを感じさせてくれるので、温かみのある空間に仕上げてくれます。また見栄えもよいので、重厚感を演出したい場合におすすめです。
他にも木の効果によって空気中の湿気を吸ったり吐いたりしてくれます。調湿性や保温性に優れているため、快適な室内空間にしてくれます。
タイル
タイル張りの壁材は、アクセントとして取り入れるのがおすすめです。壁紙の一部分にタイルを取り入れることで、好みのデザインに仕上げることができます。
またタイルにはさまざまなデザインや形状があるため、自分だけのデザインに仕上げることも可能です。
他のお店と内装デザインを差別化したい場合にタイルはおすすめです。他にも、耐火性や耐久性に優れているといった面もあります。
コンクリート
店舗の壁材には、コンクリートを使用することもあります。コンクリートの仕上げは、スタイリッシュな印象を与えることができるため、近代的な内装にしたい方におすすめです。
また店舗の空間を広く見せてくれる効果も期待できるので、広々した雰囲気に仕上げたい方にもぴったりでしょう。
クロスの張替えリフォームについて詳しくは下記の記事で紹介しています。
内装リフォームについて詳しくは下記の記事で紹介しています。
店舗の内装で使用される壁材の選び方
選び方①:コンセプトに合った壁材を選ぶ
店舗の壁材を選ぶ際は、店舗のコンセプトに合わせて選びましょう。なぜならクロスや壁材は、店舗の印象に大きく影響するからです。
たとえば店舗のコンセプトが和の場合は、和の雰囲気に合った塗り壁や木質材を選ぶと統一感のある空間に仕上がります。
またクロスを使用する場合も、花柄がデザインされたクロスなどを選ぶとおしゃれにまとまるでしょう。お店のコンセプトを意識することで、最適なクロスや壁材を選択できるようになります。
選び方②:機能が充実しているかどうかで選ぶ
壁材を選び際は、機能面も意識して選びましょう。壁材には「消臭効果」「防カビ効果」「汚れ防止効果」などさまざま機能があります。必要な機能が充実している壁材を選べば、快適な空間にしてくれます。
ただし必要となる機能は、店舗によって異なります。そのため店舗に合った機能を持つ壁材を選ぶ必要があるでしょう。
店舗の内装で使用される壁材のメンテナンス時期
店舗の内装で使用される壁材のメンテナンス時期は壁材によって異なります。
たとえばクロスの張替え時期は、一般的に「5年~10年」と言われています。一方でタイルの場合は、日頃お手入れしていれば「10年~20年間」は使用可能です。
ただし壁材の状態によっては、さらに早い時期に張替えが必要となるケースもあります。クロスの汚れや傷が目立つ場合は、店舗の印象が悪くなるので張替えが必要です。
また店舗内で喫煙できる場合に、たばこの臭いが染みついている場合があります。タバコの臭いが気になる場合でも、メンテナンスが必要となるでしょう。
まとめ
店舗でよく使用される内装材は、主に5つありました。
壁材によって特徴が異なるため、店舗に合った壁材を検討する必要があります。
また店舗の壁材を選ぶ際は、コンセプトや機能面を意識することで満足のいく壁材を選ぶことが可能です。