店舗設計のポイントはありますか?
店舗設計のポイントは業種により異なりますが、「コンセプトに合わせる」「入りやすいお店にする」「インテリアを意識する」などが挙げられます。
目次
店舗設計の3つのポイント
舗設計のポイント①:コンセプトに合わせる
1つ目の店舗設計のポイントは、お店のコンセプトに合わせることです。お店の内装や外装を決めるためにも、まずコンセプトを明確にすることから始めましょう。
お店のコンセプトとは簡単にいうと「どんなお店にしたいか?」ということです。
例えば飲食店の場合、「ゆったりくつろげるアットホームなカフェ」と「高級感のあるエレガントなレストラン」とではレイアウトやデザインが大きく異なります。
どんなお客様に来てほしいか、どのように過ごしてもらいたいかなどを設定し、お店のコンセプトを決めていきましょう。
店舗設計のポイント②:入りやすいお店にする
多くの業種にいえることですが、店舗設計では「お客様が入りやすい雰囲気作り」も重要です。
入りたいと思ってもらうためには、お店の外観のデザインがポイントになります。
飲食店やアパレル、雑貨などの物販店であれば、どんな商品を扱っているのかを理解してもらうために、商品を展示するスペースが必要になるでしょう。
また店の外から店内の様子がある程度うかがえる設計になっていると「入ってみよう」と感じてもらいやすくなります。
ただしエステサロンなどプライバシーを重視する業種の場合、外から丸見えでは安心してくつろぐことができません。
その場合はエントランスは入りやすく、内部は外から完全にシャットアウトするなどの工夫をするとよいでしょう。
店舗設計のポイント③:居心地の良い空間を作る
入りやすいお店であると同時に、「居心地の良いお店」であることも大切です。たとえば「アットホームなカフェ」であればウッディな内装にすると落ち着いた雰囲気になります。
またエステサロンや美容室などの場合は清潔感を演出するのもポイントです。そのためにはテーブルやイスなどの什器や照明の選び方、また壁などの内装も工夫するとよいでしょう。
居心地の良い空間作りができれば、お客様のリピート率アップにもつながります。
店舗リフォームや店舗什器についてはこちらを参考にしてみてください。
また店舗用エアコンについてはこちらでご紹介しています。
店舗設計の流れ
最後に店舗設計の流れについて説明します。
基本的な流れは次の通りですが、順番が異なることもあるので覚えておくとよいでしょう。
・お店のコンセプトを決める
・物件を探す
・業者を選ぶ
お店のコンセプトを決める
店舗設計を業者に依頼する前にコンセプトを決めておくと話がスムーズに進みます。どんな雰囲気で、どんな客層を対象にしたお店にしたいのかなど、ある程度まとめておきましょう。
物件を探す
次にお店となる物件を探します。立地条件や価格だけでなく、物件内部についてもしっかり確認することが重要です。
ただし設備などをそのまま使える居抜き物件と、内装や設備などがないスケルトン物件とでは、設計や工事内容が異なることを覚えておくとよいでしょう。
また自分で物件を探せない場合は先に設計業者を選び、設計業者に相談して一緒に探すこともできます。
業者を選ぶ
コンセプトが決まったら物件を探すか、店舗設計の業者を選びます。店舗設計の業者を選ぶときはできるだけ実績が豊富な会社にすると安心です。
探し方としては、ホームページを確認する、知人に紹介してもらうなどの方法があります。
ただし業者によって得意とする業種やデザインテイストが異なることがあるので注意が必要です。
また店舗設計業者にはデザイン専門の設計のみを行う会社と、設計から施工まで一括して行う会社があることも覚えておきましょう。
まとめ
この記事では、店舗設計の3つのポイントと店舗設計の流れについてご紹介しました。
まとめ
・ポイント①:どんなお店にしたいかコンセプトを決める
・ポイント②:業種の特徴を考慮して入りやすいエントランスにする
・ポイント③:居心地のよい空間作りを心掛ける
・店舗設計の大まかな流れはコンセプト作り→物件探し→業者探し
店舗設計を依頼するときは、まずコンセプトを明確にすることが大切です。
また契約のときは必ず細部までしっかり確認することをおすすめします。