店舗におすすめの床材とは?種類や費用相場を解説します

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店舗の床にはどんな材質がおすすめですか?

 

店舗用の床材にはフローリングやフロアタイルなどがあるので、業種に合わせて選ぶのがおすすめです。

 

 

店舗におすすめの床材①:フローリング

 

<費用相場>約7,000円~17,000円/㎡

 

店舗におすすめの床材のひとつはフローリングです。

 

フローリングは木材を使っていて「単層フローリング」と「複合フローリング」の2種類があります。

 

単層フローリングは「天然の木材を使った一枚板でできており、独特の質感や風合いを楽しめるのがメリットのひとつ」です。

 

また調湿・断熱性能が優れているため、1年を通して快適に過ごせる空間を作れるでしょう。

 

複合フローリングは複数の板を重ね合わせたもので、さまざまなデザインや機能性をもつタイプがあります。

 

単層フローリングよりも安価でメンテナンスの手間がかかりにくいことがメリットといえるでしょう。

 

ただしフローリングはキズがつきやすく、汚れや水の影響を受けやすいというデメリットがあるので覚えておきましょう。

 

店舗におすすめの床材②:クッションフロア

 

<費用相場>約2,000円/㎡~

 

クッションフロアは塩化ビニル系樹脂を使っている床材で、クッション性に優れているというメリットがあります。

 

利用客の足腰への負担を軽減し、物を落としたときの衝撃も吸収するため、さまざまな業種に向いているといえるでしょう。

 

また木目調などデザインが豊富なので、お店のコンセプトに合わせやすい床材といえます。

 

耐水性や防汚性が高く飲食店などで利用されることが多いのですが、火に弱いため注意が必要です。

 

店舗におすすめの床材③:フロアタイル

 

<費用相場>約4,000円/㎡~

 

フロアタイルは薄い板状の樹脂で作られたタイルです。

 

クッションフロアと同じようにメンテナンスしやすく、デザインやカラーも豊富にそろっています。

 

比較的耐久性が高く、ショールームや美容院におすすめの床材です

 

またフロアタイルは含まれている樹脂の量と層構造により「コンポジションタイル」と「ホモジニアスタイル」にわけられます。

 

樹脂含有量が30%未満のコンポジションタイルは摩擦に強く比較的安価ですが、欠けやすいのがデメリットです。

 

一方、含有量が30%以上のホモジニアスタイルは割れたり欠けたりしにくいのですが、気温や室温の変化により伸び縮みしやすいことを覚えておきましょう。

 

店舗におすすめの床材④:磁器タイル

 

<費用相場>約5,000円/㎡~

 

磁器タイルは陶磁器で作られたタイルで、丈夫でメンテナンスしやすい床材です。

 

耐水性・耐久性・耐火性に優れており、厨房の床や美容院、サロンなどの床におすすめです

 

マーブル柄などデザインやカラーが豊富で、異なるタイルを組み合わせてオリジナル感を演出することも可能です。

 

ただし硬い素材のため長時間立っていると足腰に負担がかかりやすいこと、冬場は足元が冷えやすいことを覚えておきましょう。

 

また他の床材に比べると重量があるため、施工に時間がかかりやすいことがデメリットといえます。

 

店舗の内装リフォームについてはこちらの記事も参考にしてみてください。

 

 

また店舗の内装工事の注意点はこちらでご紹介しています。

 

 

まとめ

 

この記事では、店舗におすすめの床材についてご紹介しました。

 

まとめ

・フローリング:木の温かみを演出できるが水に弱い

・クッションフロア:クッション性に優れており足腰への負担が少ない

・フロアタイル:メンテナンスしやすくクッションフロアよりも耐久性に優れている

・磁器タイル:耐水性・耐久性・耐火性が高く掃除しやすいが足腰に負担がかかりやすい

 

ご紹介した床材のほかにもカーペットやモルタルなどさまざまな床材があります。業種やお店のコンセプトに合わせて最適な床材を選んでみて下さい。

 

店舗用の床材の種類や選び方について詳しく知りたい方は下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

 

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