

店舗内装を塗装にするメリットとデメリットはなんですか?内壁を塗装する際のポイントや注意点について知りたいです!

店舗内装を塗装にするメリットは、仕上がりに質感を持たせられることです。一方で工事期間が長くなってしまうことがデメリットです。
目次
店舗内装を塗装にするメリットとデメリット
店舗の塗装にはメリットとデメリットが2つずつあります。
メリット①:仕上がりに質感を持たせることができる
店舗の内装を塗装する最大のメリットは、仕上がりに質感を持たせられることです。
塗装は壁紙クロスにはできない質感を持たせることができるため、重厚感のある雰囲気を演出できます。
カフェやレストランの内装を塗装することで、温かみのある雰囲気に仕上げることができるでしょう。
また塗装の厚みを自由に変えることによって、質感を変えることも可能です。質感を上手に活かすことで、おしゃれな内装としてまとめることができます。
メリット②:自分好みの内装に仕上げられる
塗装であれば、自分好みの内装に仕上げることが可能です。塗料には、白だけでも164種類もの製品が販売されています。
さまざまな色のバリエーションが販売されているので、自分のイメージに合った色を見つけやすいでしょう。
また色と色を組み合わせて、オリジナルの色を作ることも可能です。そのため、自分好みの色を実現させることができます。
居酒屋の店舗内装については下記の記事を参考にしてください。
デメリット①:工事期間が長くなってしまう
内装を塗装する場合は、工事期間が長くなってしまうのがデメリットです。
塗装は壁紙クロスと違って、乾燥させる時間が必要となります。そのため壁紙クロスよりも、工事期間が長くなってしまうのです。
また既存の壁が壁紙クロスの場合は、クロスを剥がす作業が必要です。
クロスを剥がした後も下地調整から工事が始まるので、さらに手間や費用がかかってしまいます。壁材を変更する場合は、工事期間に余裕を持って依頼しましょう。
デメリット②:施工後は独特の臭いがする
施工後の独特な臭いが発生してしまうことも、塗り壁にするデメリットです。塗装後は独特な臭いが部屋に充満してしまいます。
数日経てば臭いが消えますが、臭いが発生している最中は健康被害に遭う危険性があります。そのため臭いが気になる期間には、常に換気扇を回してしっかり換気させることが重要です。
店舗内装を塗装する際の注意点は主に3つ
注意点①:施工する時期を意識する
店舗内装を塗装する場合は、施工する時期に気をつけましょう。なぜなら使用する塗料によっては、仕上がりがうまくいかなくなるからです。
たとえば水性塗料を塗装する場合に、気温に大きく影響を受けます。
気温が高すぎても低すぎても仕上がりがよくならないため、気温が安定している季節に塗装する必要があります。気温が極端になる夏や冬を避けて、秋か春あたりに塗装するのがおすすめです。
店舗内装の注意点については下記の記事を参考にしてください。
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店舗の内装工事で注意するべき点とは?
注意点②:塗装専門の業者に依頼する
店舗内装の塗装は、塗装専門の業者に依頼しましょう。
塗装業者には、総合系と呼ばれるリフォーム会社が存在します。総合系のリフォーム会社は、実際の塗装を下請け業者に依頼するケースが多いため中間マージンが発生してしまうのです。
当然中間マージンが発生してしまうことで、リフォーム費用も膨らんでしまいます。ですから費用を少しでも抑えたい方は、自社で塗装を行う塗装専門業者に依頼しましょう。
注意点③:油性塗料はできるだけ避ける
店舗内装に使用する塗料は、できるだけ油性塗料を避けましょう。
内装を塗装する際は、一般的に刺激の少ない水性塗料を使用します。しかし業者によっては油性塗料を使用するケースもあるので注意が必要です。
油性塗料には、化学物質が多く含まれているため安全面に不安があります。体調悪化を引き起こす可能性が少しでもあるので、できる限り使用しないようにしましょう。
また、たとえ水性塗料であっても少なからず化学物質が含まれています。そのため塗料を選ぶ際は、含有物質を確認することが大切です。
店舗内装を塗装する場合の費用相場は平米単価2,500円前後
店舗内装の塗装にかかる費用は、平米単価2,500円前後が相場です。
費用の内訳は下地パテの処理から塗装作業(3回塗り)、その他諸経費までの費用が含まれています。たとえば店舗の面積が100㎡の場合に、25万円前後の費用が想定できます。
ただし土壁や繊維壁などの壁から塗装する場合は、工事の手間から費用がかさむため注意が必要です。また性能が良い塗装ほど高額になるため、費用相場よりも予算を多く見込んでおく必要があります。
まとめ
店舗内装を塗装にするメリットとデメリットをそれぞれ紹介しました。
内装を塗装することで、質感を持たせることができるため、重厚感のある雰囲気を演出できます。一方で工事期間の長さや、臭いがデメリットです。