リノベーションするとどんなメリットがありますか?
リノベーションのメリットには新築物件に比べて物件の選択肢が多いことや、理想の間取りに変えられることなどが挙げられます。
目次
リノベーションのメリット①:家族構成やライフスタイルに合わせた間取りにできる
中古物件を購入してリノベーションすると、家族構成の変化やライフスタイルに合わせて理想の間取りにすることが可能です。
一般の建売住宅やマンションの間取りはある程度パターンが決まっています。
しかしリノベーションでは2部屋をつなげて1部屋にしたり、バスルームの位置を変更したりできるため、より使い勝手のよい間取りになるでしょう。
こだわりの間取りやデザインにする場合はデザイナーズリノベーションもおすすめです。
ただし物件の構造によって撤去できない柱や壁があるケースもあるので、事前に確認しておきましょう。
リノベーションのデメリットについてはこちらでご紹介しています。
リノベーションのメリット②:物件の選択肢が増える
リノベーションを前提にして中古物件を探す場合は、新築物件よりも多くの選択肢があります。
初めからリノベーションを考えていれば、それほど間取りや設備にこだわる必要はありません。
都心部で駅に近いといった人気のエリアでも、新築にこだわらなければ理想の中古物件を見つけやすいといえます。
また人気のエリアにはすでにマンションや戸建て住宅が建てられていることがほとんどなので、土地を探して新築一戸建てを建てるのは簡単なことではありません。
間取りや設備だけでなく立地や利便性にもこだわりたい場合は、中古物件のリノベーションを検討してみてはいかがでしょうか。
リノベーションのメリット③:新築物件よりも安く購入できる
中古物件は新築物件よりも購入価格を抑えることができます。
住宅金融公庫が実施している2020年度フラット35利用調査による新築・中古物件購入価格の全国平均は次の通りです。
土地付き注文住宅 |
4,397.3万円 |
建売住宅 |
3,495.2万円 |
マンション |
4,545.2万円 |
中古戸建 |
2,480.2万円 |
中古マンション |
2,971.4万円 |
中古物件であれば低予算で購入することができるため、その分をリノベーション費用に回すことができます。
ただし物件の築年数や劣化状態によっては耐震補強工事や修繕工事が必要です。
リノベーションをするときは予算ぎりぎりではなく、余裕をもって資金計画をたてることをおすすめします。
リノベーションのメリット④:売却しやすくなる
リノベーション済みの物件は、将来売却しやすくなるというメリットがあります。
マンションや一戸建て住宅は築年数が長いほど価値が低くなる傾向にありますが、リノベーションしてあれば需要が増える可能性が高いです。
内装や設備が新しく住宅の性能が高いリノベーション済みの物件は、築年数が経っていても販売価格が下がりにくいため、資産価値が下がりにくいといえるでしょう。
また賃貸物件にする場合も、リノベーション済みのほうが需要が高い傾向にあります。
アパートのリノベーションについてはこちらをご覧ください。
まとめ
この記事ではリノベーションの4つのメリットについてご紹介しました。
まとめ
・ライフスタイルなどに合わせて理想の間取りに変更することができる
・新築物件よりも選択肢が豊富である
・物件を低予算で購入できる
・リノベーション済みの物件は将来売却しやすい
中古物件をリノベーションをするとさまざまなメリットがありますが、デメリットもあることを覚えておくとよいでしょう。
リノベーションについて詳しく知りたい方は、下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。