リフォームの際に必要となる図面って一体なに?

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リフォームを行う際に必要となる図面ってなんですか?図面の重要性や作成費用の相場について知りたいです!

 

リフォームを行う際に必要な図面は「設計図」「特記仕様書」「施工図」の3つです。またリフォームの際に図面を用意することで、後々のトラブル回避に繋がります。

 

 

リフォームの際に必要な図面は主に3つ

Meeting of architects, engineers, planning and teamwork on the construction site with blueprints

 

リフォームを行う際は「設計図」「特記仕様書」「施工図」の3つの図面が必要です。

 

まず設計図とは、「建物の全体のプランが分かる図面」のことです。たとえば平。面図・展開図・電気計画図など建物の寸法や設備の寸法などが明確に分かる図面となります。

 

特記仕様書は、「住宅に設置されている設備のメーカーや規格などをまとめた書類」になります。

 

最後の施工図は、「収まりを明確に記した図面」のことです。上記の3つの図面を用意することで、スムーズにリフォームを進めることが可能です。

 

リフォームの際の図面の重要性

 

リフォームの際に図面を用意することで、後々のトラブル回避に繋がります。なぜなら、リフォーム前に図面を確認できることによって、住宅の構造上に問題がないのか確認できるからです

 

たとえば、リフォーム前に図面を確認できれば、構造上の問題を把握することができます。しかし図面が無かった場合は、リフォーム工事の問題か元々の住宅の問題か判別するのが難しくなります。

 

業者とのトラブルを回避するためにも、リフォーム前に図面を用意することが重要です

 

リフォームの図面作成費用はいくら?

 

リフォームの図面作成費用は、依頼先によって異なります。たとえば設計事務所にリフォームを依頼する場合は、総工事費の10%~20%が図面作成費用の相場となります。

 

一方でリフォーム会社に依頼する場合は、総工事費の「5%~15%」が相場です。設計事務所に依頼する方がリフォーム会社に依頼するよりも、総工事費の5%程度安くなる傾向があります。

 

ただし設計事務所は、設計のみを専門としているため満足度の高いプランに仕上げてくれる可能性が高いです。そのためリフォームに満足したい方は、高い費用を払ってでも設計事務所に依頼するとよいでしょう。

 

リフォームは図面がなくても行える?

 

リフォームの際に、図面がないと様々な面でデメリットがありますが、図面がなくてもリフォーム自体を行うことは可能です

 

たとえば古くなった建物で、図面が残されていないケースがあります。図面が残されていないケースでは、業者が現地調査によって建物の詳細を調べていきます。

 

部屋の間取りから筋変えの位置、壁内の構造などを調査することで建物の図面を書き起こすことが可能です。書き起こした図面があれば、リフォームを行うことができます。

 

ただし、現地調査だけでは把握しきれない場合もあるので注意が必要です。特に特殊な構造の建物の場合は、解体しなければ建物の詳細を把握できません。解体の必要がある場合は、工事期間や費用がかさんでしまうでしょう。

 

まとめ

 

リフォームを行う際は、「設計図」「特記仕様書」「施工図」の3つの図面が必要でした。

 

またリフォーム前に図面を用意しておくことで、業者間とのトラブル回避に繋がります。

 

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