玄関ドアを開き扉から引き戸にリフォームしたいです。費用はいくらかかりますか?引き戸は防犯面が心配と聞きますが、何か対策方法はありますか?
玄関を引き戸にリフォームする際にかかる費用は25万円〜80万円ほどです。防犯対策として、特殊な鍵にしたり、鍵の箇所を増やせばセキュリティが強化されます。
玄関の引き戸リフォームにかかる費用
玄関を引き戸にリフォームする際の施工方法は主に2つあります。
1つ目は、既存の枠を残したまま新しい枠を被せるカバー工法です。
2つ目は、開口部を広く取るために壁を壊して補修するハツリ工法になります。
リフォーム費用はそれぞれ下記の通りです。
ドアのみ交換(カバー工法) |
25万円~40万円 |
開口部のサイズ変更(ハツリ工法) |
40万円~100万円 |
カバー工法の場合、基本的には1日〜数日で完成します。ハツリ工法だと、大掛かりなリフォームになるので完成までに1週間以上かかることもあります。
また、引き戸の種類によっても費用相場は異なります。以下を参考にしてください。
引き違い扉・両引き込み扉 |
70万円~100万円 |
引き込み扉 |
50万円~70万円 |
片開き扉 |
25万円~50万円 |
デザイン性や機能性によっても商品価格が変わるので、予算に合わせた好みの引き戸を選びましょう。
玄関を引き戸にリフォームすると利便性が高まる
玄関を引き戸にリフォームすると、主に2つのメリットが挙げられます。
引き戸のメリット
・ゆとりを持って出入りができる
・開閉時のケガのリスクが抑えられる
それぞれのメリットを紹介します。
ゆとりを持って出入りができる
引き戸は開口部が広く取れるので、車椅子やベビーカーを利用する方でもスムーズに出入りできます。
大型家電や家具の出入りも、ゆとりをもって行えるのでおすすめです。
開閉時のケガのリスクが抑えられる
開き扉の場合、ドアの近くに人がいる状態でドアを開けると、ぶつけてしまう恐れがあります。
その点、ドアをスライドするだけの引き戸なら人にぶつかるリスクがありません。
また、ゆっくりドアが閉まってほしいと思う方は、ソフトクローザーの導入をおすすめします。
ドアがゆっくり閉まるので、小さいお子様が足や指が挟待ってしまうリスクを抑えられます。
玄関の引き戸リフォームは安全性を高めるために費用をかけよう
以下の2つの対策をするとより快適に引き戸を利用することができます。
・防犯対策をする
・気密性と断熱性を守る
それそれの内容を解説していきます。
防犯対策をする
引き戸は、ドアが交わっている隙間から鍵を操作されやすいという問題点があります。
ドア自体の厚みが薄く、鍵の長さも短いので、ピッキングもされやすいです。
対策としては、鍵を特殊なものにすると防犯性が高まります。鍵は「ディンプルキー」や「脱着サムターン」がおすすめです。
ディンプルキー |
15,000円〜25,000円 |
脱着サムターン |
10,000円~40,000円 |
また、万が一ピッキングされても突破できないように、室内側に施錠を2箇所以上取り付けるとよりセキュリティが上がります。
引き戸の商品によっては、加工せずに2箇所施錠できるものがあるので、検討してみてください。
気密性と断熱性を守る
引き戸はどうしてもドア周辺に隙間ができてしまい、断熱性や気密性が低下します。
対策としては、複合ガラスを取り入れた断熱ドアや気密対策に適した引き戸の採用がおすすめです。
ただし、一般的な引き戸よりも商品代が高くなるので、費用が気になる方はリフォーム業者にて見積もりを依頼しましょう。
まとめ
この記事では、玄関の引き戸リフォームにかかる費用や注意点を解説しました。
まとめ
・引き戸リフォームにかかる費用は25〜100万円ほど
・防犯対策をして安全性を高める
・施工方法や引き戸の種類によって費用が変わる
玄関を引き戸にすると、車椅子やベビーカーを利用する方でもスムーズに出入りができるので快適です。
費用はかかりますが、安全性を高めるためにも防犯対策はしっかりすることをおすすめします。
玄関の引き戸リフォームを検討されている方は、ぜひ一度下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。