リフォームしてロフトを作りたいです。費用はどのくらいですか?
ロフトを作るリフォーム費用の相場は約50万円~100万円です。
リフォームでロフトを作る時の費用相場
リフォームでロフトを増築する時の費用相場は約50万円~100万円です。
ただしロフトの面積や設置場所、オプション内容などにより異なります。
以下に費用の相場をまとめましたが、これらの金額は固定階段を設置した場合の相場です。ハシゴを設置する場合はもう少し安くなります。
・天井部分に2畳のロフトを増築:約15万円
・屋根裏に6畳のロフトを増築:約30万円
・居室として使える6畳のロフトを増築:約80万円
下記は、オプション内容別の追加費用です。
・換気扇の取り付け:5万円~6万円
・窓の取り付け:5万円~10万円
・天井断熱施工:1㎡あたり2万円~4万円前後
・屋根断熱施工:1㎡あたり2万円~4万円前後
リフォームでロフトを作る時の注意点
リフォームでロフトを作る場合は次の点に注意が必要です。
暑さ・寒さ対策をする
ロフトを設置する場所は屋根に近く、熱気や冷気の影響を受けやすいです。
一般的な居住スペースのように快適な空間にするには、屋根の断熱施工をして暑さ・寒さ対策をするとよいでしょう。
また子ども部屋や寝室として使う場合はエアコンの設置もおすすめです。
換気対策をする
ロフトには階下から上がってくる熱気がこもりやすいため、温度上昇が激しくなります。
効率的に温度を下げるための換気対策としては、換気口や換気扇、窓の設置がおすすめです。
ロフトを収納スペースとして活用する場合も、カビ対策のために換気するとよいでしょう。
高さや面積に注意する
ロフトが「階」としてみなされないためには、ロフトの天井の高さを1.4m以下、階段を含めたロフトの面積を下の階の1/2未満にする必要があります。
この基準を超えると「階」とみなされ、固定資産税の対象になるので注意が必要です。
また自治体により固定階段を設置すると「階」とみなされるケースもあるので確認しておくとよいでしょう。
リフォームでロフトを作るメリット
リフォームしてロフトを作ると、主に次のようなメリットがあります。
収納スペースが増える
ロフトを作ることで収納スペースを増やすことができます。
人目に付きにくい場所なので、1階や2階に収納棚などの家具を増やすよりもすっきりした見た目になりますよ。
居室を増やせる
ロフトを作ると居室を増やすことができます。
天井が低めのため、子ども部屋や寝室、趣味の部屋などに向いているといえるでしょう。
リフォームでロフトを作るデメリット
ロフト増設のリフォームにはメリットだけでなくデメリットもあります。
昇り降りが面倒
ロフトに昇り降りするには階段やハシゴを使う必要があり、移動が面倒に感じることもあります。
掃除道具や重いものを持って昇り降りするのは大変なので、使い勝手が悪いと感じるかもしれません。
また移動の際に転落する可能性もあるため注意が必要です。
冷暖房費がかさむ
リフォームしてロフトを作ると天井が高くなり、室内の温度調節のための冷暖房費がかさみやすくなります。
天井が高く開放感がありますが、夏は冷えにくく冬は温まりにくいということを覚えておくとよいでしょう。
まとめ
この記事ではリフォームでロフトを作る場合の費用相場や注意点、メリット・デメリットをご紹介しました。
まとめ
・費用相場は約50万円~100万円
・暑さや寒さ対策、換気対策が必要
・固定資産税の対象にならないために高さを1.4m以下、面積を下の階の1/2未満にする
・メリット:収納スペースや子ども部屋を作るなど空間を有効活用できる
・デメリット:移動が面倒なこと、冷暖房費がかさむこと
ロフトは一般の居室とは違って特別感があり、隠れ家的な雰囲気がありますよね。
ロフト増設のリフォームをして住み心地のよい住まいにするには、専門知識のある業者に相談するのがベストです。
ロフト増設のリフォームについて詳しく知りたい方は、お気軽に下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。