エアコンを取り付ける工事はどのくらい時間がかかりますか?
エアコン取り付け工事にかかる時間の目安は1時間半~2時間です。
目次
エアコン取り付け工事にかかる時間
エアコン取り付け工事にかかる時間の目安は1時間半~2時間ですが、この時間はエアコンを「標準工事」で取り付けた場合の目安です。
追加工事が必要な場合や何らかのトラブルが発生した場合などは2時間以上かかるため、時間には余裕を見ておくとよいでしょう。
エアコン取り付けの標準工事の内容は次の通りです。
・壁に配管パイプを通す穴をあける
・エアコン本体を設置する
・室外機を設置する
・配管パイプを接続し真空引き作業をする
・試運転を行う
エアコン工事の費用や業者選びについてはこちらでご紹介しています。
エアコン取り外し工事にかかる時間
エアコン取り外し工事にかかる時間の目安は約30分です。
取り付け工事と同じように標準工事の内容で行った場合は30分程度ですが、室外機の設置場所や配管の取り付け方法などにより1時間以上かかることもあります。
取り外しを依頼するときも時間に余裕を見ておくとよいでしょう。エアコン取り外しの標準工事は次の流れで行います。
・エアコン内部の残留ガスを室外機に閉じ込めるポンプダウン作業をする
・エアコン本体を取り外す
・室外機を取り外す
・配管パイプなどを取り外す
・必要に応じて壁の配管穴を埋める
エアコン工事で時間がかかるケース
エアコン工事で時間がかかるケースは主に次の4つです。工事内容によっては丸1日かかることもあります。
・エアコン取り付けに追加工事が必要な場合
・追加工事で取り付けたエアコンを取り外す場合
・雨の日に工事を行う場合
・部屋が散らかっている場合
エアコン取り付けのときに必要となりやすい主な追加工事
追加工事 |
工事の内容 |
室外機の設置工事 |
室外機をベランダや地面に設置できない場合は壁面や屋根の上に設置する |
電源工事 |
エアコン専用コンセントの増設・電圧切り替え |
配管延長工事 |
本体から4m以内に室外機を設置できない場合は配管を延長する |
化粧カバー取り付け工事 |
見栄えをよくするため室内の露出した配管にカバ―を取り付ける |
壁の穴あけ作業 |
材質が木材以外の壁で穴がない場合は追加工事で穴をあける |
追加工事で取り付けたエアコンを取り外す場合
追加工事で室外機を壁面や屋根の上などに設置している場合や配管を延長している場合などは、取り外しに時間がかかることが多いです。
またエアコンの機種により作業時間が長くなることもあります。
雨の日に工事を行う場合
雨の日にエアコン工事を行う場合は時間がかかることがあります。
雨でも工事を行う業者さんはいますが、冷媒配管内をしっかり真空乾燥させる必要があるため、真空引きの時間を長くするのが一般的です。
ただし配管に雨水が入ると故障の原因になる可能性が高いので、工事の延期も検討するとよいでしょう。
部屋が散らかっている場合
エアコン工事をする部屋や室外機周辺が散らかっていると作業の妨げとなり、通常よりも時間がかかることがあります。
できるだけスムーズに作業できるよう、あらかじめ片づけておくとよいでしょう。
エアコンを二階に設置する工事についてはこちらでご紹介しています。
また電圧切り替え工事についてはこちらを参考にしてみてください。
エアコン工事の時間指定はできない?
エアコン工事の時間指定はできないのが一般的です。
エアコン工事では業者さんが実際に現場を見てから「追加工事が必要」と判断するケースもあります。
また設置場所などにより予想以上に時間がかかることもあるでしょう。現場の状況に合わせて柔軟な対応をするため時間指定予約はしていないのです。
ただし、午前か午後などおおまかな指定は可能なことが多いため、まず相談してみることをおすすめします。
まとめ
この記事では、エアコン工事にかかる時間についてご紹介しました。
まとめ
・エアコン取り付け工事にかかる時間の目安:1時間半~2時間
・エアコン取り外し工事にかかる時間の目安:30分
・追加工事の内容により取り付けに丸1日かかることもある
・工事予約の時間指定はできない
エアコン工事にかかる時間は目安の時間よりも長くみておくと安心です。
エアコン工事を検討している方は下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。