

断熱リフォームを行うとどんな効果がありますか?どのくらいの費用がかかりますか?

断熱リフォームを行うことで、断熱性能が高まり快適な室内環境にすることができます。また断熱リフォームは場所によって費用が異なりますが、100万円前後で行えるケースが多いです。
断熱リフォームを勧める理由
断熱リフォームをおすすめする理由は4つあります。
理由①:暮らしやすくなる
断熱リフォームを行うことで、今よりも暮らしやすい環境になります。断熱リフォームによって断熱性を向上させると、室内の熱を保ちやすくなります。
そのため冬の寒い時期では、温かい空気を保ってくれるため快適な室内空間になるのです。また夏の暑い時期では、外の熱が室内に侵入しづらくなるので、涼しく過ごせます。夏冬ともに快適な室内空間を保つことに効果的です。
理由②:光熱費を抑えることができる
断熱リフォームによって快適な室内空間になるため、光熱費を抑えることもできます。たとえば断熱性能の高い建物は、外の熱が入りにくくなるので冷房の温度設定を下げ過ぎる必要がありません。
また冬の時期でも室内の熱を外に逃がさないので、暖房の温度設定を上げすぎなくても快適に過ごせます。つまり、冷暖房の負荷を軽減できるため光熱費を抑えることに繋がります。
理由③:健康が守られる
断熱リフォームをすると健康面でも良い影響があります。
断熱リフォームを行うことで、家の中の寒暖差が小さくなり、ヒートショックのような大きな事故を防ぐことができます。
理由④:結露やカビ対策になる
建物の断熱性能を向上させることは、結露やカビ対策ともなります。
断熱リフォームによって寒暖差が小さくなれば結露が起きにくくなります。また結露が防げることで、カビ対策にも効果的です。
断熱リフォームにかかる費用と工期
リフォームの場所によって、断熱リフォームにかかる費用と工期が異なります。以下では、リフォームの場所ごとにかかる費用と工期をまとめました。
リフォーム場所 |
費用相場 |
工期の目安 |
窓 |
10~80万円 |
2日程度 |
床(解体工事有) |
70~120万円 |
2日~1週間 |
床(解体工事無) |
20~30万円 |
|
壁 |
100~150万円 |
2日~1ヶ月 |
天井(解体工事有) |
20~90万円 |
5日程度 |
天井(解体工事無) |
7~20万円 |
天井や床の断熱リフォームは、解体をするかどうかで大きく費用相場が異なります。
壁の断熱リフォームについては、大規模な工事となるので他の場所に比べて費用相場と工期共にかかります。
またリフォームする面積や使用する材料によっても費用が異なるので、業者に見積もりをとってから検討するのがおすすめです。
ちなみに住宅全体を断熱リフォームする場合は、300万円~400万円が費用相場になるので、高額な費用がかかります。
断熱リフォームは補助金制度が活用できる
断熱リフォームは、エコ・省エネリフォームに該当するので補助金制度や減税制度の対象になります。
補助金や減税制度を利用することで、断熱リフォームの費用を抑えることが可能です。
補助金制度や減税制度を利用する際は、申請期間や対象となる条件を満たす必要があります。そのため活用を検討している方は、事前にリフォーム会社に相談することをおすすめします。
断熱リフォームをDIYできるケースを2つ紹介
DIYでできる断熱リフォーム①:断熱アイテムを使用する
断熱アイテムを使用することで、誰でも手軽に断熱リフォーム可能です。たとえば、窓からの冷気を防ぐ断熱シートを貼るだけで、断熱効果を得られます。
他にも隙間風を防ぐテープを貼るだけでも断熱効果があります。これらのアイテムを上手に使うことで断熱性を高めることも可能です。他にも断熱効果のある壁紙など、断熱アイテムの種類は豊富にあります。
DIYでできる断熱リフォーム②:断熱材を使用する
難易度は高くなりますが、断熱材を使用した本格的なDIYも可能です。一般的には、もとある床の上に断熱材を置いて、その上から床張りをするといったDIYになります。
このような本格的なDIYで断熱リフォームをする際は、経験者も一緒に行うと効率的です。しかし、高い断熱性と持続性を優先するのであれば専門業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
この記事では断熱リフォームについて紹介しました。
まとめ
・断熱リフォームをすると暮らしが変わる
・健康維持や光熱費削減も期待できる
・補助金制度や減税制度を使える
断熱リフォームを検討されている方は、ぜひ一度下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。