和風・和モダンの内装にするためのポイントはなんですか？
和風・和モダンの店舗内装にするには、素材や色、照明を工夫し、伝統的な家具やインテリアを取り入れるなどのポイントがあります。
目次
和風・和モダンな店舗内装の素材
和風・和モダンな内装デザインにするには「和を感じられる素材」を選ぶことが大切です。壁や天井、床などに日本建築の代表的な素材である木材を使うと、温かみのある空間作りができます。
畳もまた和風・和モダンの雰囲気を出せるため、靴を脱いで上がるスペースなどに畳を活用するのもおすすめです。
また壁を聚楽壁や珪藻土壁、しっくい壁などの土壁にする方法もあります。土壁には室内の臭いや湿気を吸収するという特徴があるため、居心地のよい空間作りにつながるでしょう。
ただしひび割れしたり砂や土がボロボロ落ちたりするというデメリットがあるのでご注意ください。
店舗におすすめの床材については以下の記事でご紹介しています。
和風・和モダンな店舗内装の色
「茄子紺」「茜色」など和を感じさせる色は和風・和モダンインテリアにマッチしますが、伝統的な和の色には淡い色や中間色もあるため、全体のバランスを考えて配色を決めることが大切です。
全体を淡い色合いにする場合は、アクセントとして和の要素をもつ差し色を選ぶとよいでしょう。また白と黒をメインにすると落ち着いた和モダンの雰囲気になります。
窓や障子の枠など部分的に黒を使うとスタイリッシュな印象になりますよ。お店のコンセプトに合わせ、アースカラーをベースに和を感じる色を取り入れてみて下さい。
和風・和モダンな店舗内装の照明
和風・和モダンなお店にするには照明にも工夫が必要です。
照明の素材には和紙や竹、木材、陶器などを選ぶと「和」を感じやすくなります。
特に電球を和紙で囲んでいる照明は主張が強すぎず優しい明かりになるため、落ち着いた雰囲気を出すのにおすすめです。
ペンダントライトやフロアランプなどに和テイストを取り入れ、設置する場所に適した明るさにするとよいでしょう。
和風・和モダンな店舗内装の家具・インテリア
家具やインテリアにも和テイストを取り入れましょう。飲食店であれば、お座敷席を掘りごたつ式にするのもおすすめです。
掘りごたつタイプの座席は靴を脱いでイスのように腰かけられるため、床に座るのが苦手なお客でもゆっくりくつろげますよ。
また障子を設置すると和の雰囲気になりますが、和紙の部分をガラスやすりガラスにすると違った印象を与えることができます。
そのほか、観葉植物の鉢を陶器にして表面に玉砂利を入れる、違い棚を設置して和風または洋風の小物を置くなど、「和」をイメージさせる工夫をするとよいでしょう。
店舗設計のポイントについては以下の記事でご紹介しています。
また店舗内装の注意点については以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
この記事では、和風・和モダンな店舗内装デザインのポイントについてご紹介しました。
まとめ
・木材、畳、土、竹、石類など和を感じさせる素材を選ぶ
・アースカラーをベースにお店のコンセプトに合う伝統的な「和色」を使う
・照明には和紙や竹、陶器などの素材がおすすめ
・掘りごたつや障子など日本伝統の家具・建具を使い、インテリアにも和テイストを取り入れる
和風・和モダンな店舗内装にするには、和の素材を取り入れることが大切です。
まずはお店のコンセプトを明確にし、コンセプトに合わせて内装デザインを決めていくとよいでしょう。
和風・和モダンの店舗内装に興味がある方は下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。