天井をリフォームしたいけど費用はどのくらいですか?
天井リフォームにかかる費用は、内容によってさまざまです。手軽に雰囲気を変えたい程度であればクロスの張替えを3万円~7万円で行えます。また高さ変更など雰囲気を大きく変えたい場合は100万円近くかかる場合もあります。
目次
天井リフォームを6パターン紹介
天井リフォームのパターンは6種類あります。
・クロスの張替え
・塗装で仕上げる
・憧れの高い天井に高さを変更
・あらわし天井に変更する
・板張りで仕上げる
・断熱性を高める
天井リフォームのパターン①:クロスの張替え
天井リフォームでもっとも多く行われているのがクロスの張替えです。クロスの張替えは、他のリフォームに比べてもっとも安く仕上げることができます。
クロスのデザインにこだわることで、好みのインテリアを演出できます。またクロスによってさまざまな機能性があるため、快適な空間に仕上げることが可能です。
天井リフォームのパターン②:塗装で仕上げる
天井リフォームは、クロスの張替え以外にも塗装によるリフォームが行われます。塗装によるリフォームは比較的安価で行えるため、手軽に雰囲気を変えることが可能です。
塗装もペンキや漆喰、珪藻土など好みに合わせて塗料を選ぶことができます。
ただし、塗装の場合は塗料によって仕上がり方や金額が大きく異なります。そのため、リフォームの目的に適した塗料を選ぶことが重要です。
天井リフォームのパターン③:憧れの高い天井に高さを変更
天井リフォームでは、居室の高さを変えることも可能です。天井を高くリフォームすることで、開放的で明るい部屋に生まれ変わります。
しかし天井の高さを変更する場合は、大規模工事となってしまいます。そのため高額なリフォーム費用が必要です。
天井リフォームのパターン④:あらわし天井に変更する
近年では、天井を設けずに屋根裏が見えるあらわし天井が人気です。あらわし天井にリフォームすることで、おしゃれなカフェのような空間に仕上げられます。
ただしあらわし天井は、音が響きやすいといったデメリットがあります。他にも断熱性能が低下する恐れがあるので、暮らしやすい環境を考慮して計画することが重要です。
天井リフォームのパターン⑤:板張りで仕上げる
板張りによる天井リフォームによって、特別な空間に仕上げることが可能です。板張りの天井は、木材の温かさと上品さを空間に与えることができます。
ちなみに板張りは、天然素材を使用するのでリフォーム費用が高額になる傾向があります。
しかし最近は、プリント合板と呼ばれる板張り風な素材があります。プリント合板なので、低価格で板張り風に仕上げることが可能です。
天井リフォームのパターン⑥:断熱性を高める
天井リフォームでは、断熱性能を高めることも可能です。天井裏に断熱材を入れて、屋根の断熱性能を高めます。
天井は住宅の断熱を考えるうえで重要な部分ですが、忘れがちな場所でもあります。住宅の断熱に悩んでいるのなら、天井をリフォームしてみるのがおすすめです。
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天井リフォームにかかる費用相場
天井リフォームにかかる費用は、リフォームの種類によって異なります。以下では、天井リフォームの種類ごとにかかる費用相場を表にまとめてみました。
天井リフォームの費用一覧
天井リフォームの種類 |
費用相場 |
クロスの張替え |
3万円~7万円 |
塗装 |
3万円~7万円 |
高さの変更 |
15万円~35万円 |
天井を撤去 |
5万円~10万円 |
板張りに変更 |
5万円~100万円 |
断熱性を高める |
15万円~35万円 |
修繕・補強 |
1万円~5万円 |
上記の費用相場は、一般家庭の部屋の面積となる6畳~12畳を参考にしています。
そのため面積が大きい場合は、さらにリフォーム費用がかかります。また材料によっても異なるのであくまでスタンダードの場合の費用相場として参考にしてください。
天井リフォームの注意点を3つ紹介
天井のリフォームをする際の注意点が3つあります。
・天井の状態を確認する
・天井のデザインや色決め
・賃貸物件は規約を確認
注意点①:天井の状態を確認する
天井をリフォームする前は、必ず状態を確認する必要があります。既存の天井が劣化していると、クロス張替えや塗装のリフォームを行ったところで意味がありません。
また天井の修繕費も追加されるので、リフォーム費用が高くなってしまいます。リフォームを検討する際は、天井に問題ないのか確認してから進める必要があります。
注意点②:天井のデザインや色決め
天井のデザインや色決めを行う際は、見本と異なるケースがあるので注意が必要です。
特に色決めを行う際は、サンプルと実際に施工した後では、イメージが異なる場合があります。そのため色決めの際は、どの程度変わってくるのか業者に問い合わせることが大切です。
またサンプルを用意してもらう場合は、少し大きいサイズのサンプルを用意してもらえるように頼む必要があります。
注意点③:賃貸物件は規約を確認
マンションやアパートなどの賃貸物件でも、基本的に天井リフォームが可能です。しかし物件によっては、規約によってリフォーム内容を制限する場合があります。
たとえば天井リフォームを不可としている物件もあります。そのため賃貸物件の天井をリフォームする際は、必ず規約の確認と管理会社の許可を得るようにしてください。
まとめ
この記事では、天井のリフォームについて紹介しました。
まとめ
・天井リフォームは、お部屋のイメージチェンジができる
・クロスの張替えなら10万円以下でリフォーム可能
・天井の高さを変える場合、費用は高額になる
天井のリフォームを検討されている方は、ぜひ一度下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。