10坪の家のリフォーム費用はいくら?リフォームと建て替えどちらがいいの?わからないことばかりで詳しく教えて欲しい!
10坪のリフォーム費用は内容によって異なりますが、だいたい350万円~1500万円ほどかかると想定しておきましょう。
目次
10坪の狭小住宅ってどれくらいの広さ?
まず、狭小住宅とはその名の通り、狭くて小さな土地にある住宅のことを指します。
法的な定義はなく、一般的に15坪・50㎡以下の土地に建てられた住宅のことです。
10坪は約33㎡・20畳の広さなので、畳20枚程の広さで、学校の教室の広さが約64㎡なので、教室の半分の広さをイメージするとわかりやすいです。
広さはとても狭く感じるかもしれませんが、狭小住宅は2階、3階建ての家も多いのが特徴です。
10坪狭小住宅のリフォーム費用の相場とおすすめのリフォーム5選
10坪ほどの狭小住宅のリフォーム費用の相場は、総額で350万円~1500万円ほどが相場です。
単品の設備の取り替えなどであれば数10万円〜150万円ほどで可能ですが、全面リフォームであれば600万円ほどかかります。
また、間取り変更やスケルトンでのフルリノベーションを検討の場合は1000万円~1500万円を想定しておきましょう!
狭小住宅でのおすすめのリフォーム5選を以下にてご紹介します。
①間取り変更リフォーム
リフォーム内容 |
費用相場 |
リビング+和室→間仕切りなしLDK |
100万円~200万円 |
間仕切りなしLDK→LDK +子供部屋 |
5万円~20万円 |
アコーディオンカーテンの設置 |
5万円~10万円 |
リビング+庭→リビングを6畳増築 |
150万円~200万円 |
家の間取りを変更することで部屋数や広さを変更できます。
また、日当たりを良くすることもできるため家の雰囲気を変えることも可能です。
②水回りのリフォーム
リフォーム内容 |
費用相場 |
システムキッチン |
ローグレード:50万円 ※位置移動は+50~100万円 |
ミドルグレード:70万円~100万円 ※位置移動は+50~100万円 |
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ハイグレード:100万円~ ※位置移動は+50~100万円 |
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浴室 |
ユニットバス交換:50万円~150万円 |
在来浴室からユニットバスへの交換:65万円~150万円 |
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トイレ |
洋式→洋式:15万円~50万円 |
和式→洋式:15万円~60万円 |
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洗面脱衣所 |
10万円~50万円 |
リフォームの際に人気のあるシステムキッチンの位置移動は既存品を使用すれば、70万円~120万円で工事可能です。
③階段の架け替え・位置変更
リフォーム内容 |
費用相場 |
階段の架け替え |
50万円~100万円 |
階段の位置変更 |
150万円~300万円 |
階段の勾配が急であったり、リビングに階段がありエアコンの効きが悪い場合は、階段の架け替えや位置変更がおすすめです。
④収納のリフォーム
リフォーム内容 |
費用相場 |
壁面収納・テレビボード |
15万円~60万円 |
クローゼット |
押入れ→クローゼット:25万円~35万円 |
玄関収納 |
20万円~50万円 |
狭小住宅ではスペースが限られているため、収納が少ない場合があります。
リフォーム業者と相談して新設するのがおすすめです。
⑤耐震リフォーム
リフォーム内容 |
費用相場 |
耐震リフォーム |
25万円~300万円 |
耐震診断 |
20万円~40万円 |
地区40年以上(1981年以前の建築)は耐震基準が違い、現在の基準の約半分程度しか強度を満たしていないと言われています。
耐震リフォームには減税制度もありますので、該当する方はリフォームすることがおすすめです。
10坪狭小住宅のリフォームと建て替え比較
建物の老朽化などにより大規模なスケルトンリフォームや建て替えを検討される方が多いです。
リフォームと建て替えどちらが良いかは建物の傷み具合や土地の状況を考慮する必要があります。
例えば、法律や条例が変わっている場合があり「建て替え不可」や「建て替えると今より小さい家」になってしまう場合もあります。
ご自身だけで判断はせずに、必ず建て替えや全面リフォームを得意とする業者に相談をしましょう。
中古の狭小住宅をリフォームして住むメリット
狭小住宅と聞くと狭くて住みにくいなどデメリットしかないというイメージを持つ方が多いです。
しかし、狭小住宅にはメリットも多く、あえて狭小住宅に住む方もいらっしゃいます。
狭小住宅をリフォームして住むメリットを下記で詳しく解説します。
①都市部に家を持つことができる
10坪ほどの狭小住宅は都市部の住宅が密集した場所に多く存在します。
そのため、駅や公共交通機関を利用しやすいというメリットがあります。
カーシェアリングなども充実していることが多く、自家用車がいらなくなる可能性もあります。
自動車税や車の維持費を削減できれば、大きな節約に繋がります。
②値段が安い
狭小住宅は通常の住宅より安く建築されています。
さらに中古住宅であれば、新築の2~5割程度安くなっているためとてもお得に購入できます。
そのため、住宅の購入費が節約できるため、リフォーム費用に予算を割くことができます。
③節税になる
持ち家は「固定資産税」や「都市計画税」がかかります。
これらの税金は地方自治体によって違いますが、一般住宅用地と小規模住宅用地で課税方法が変わります。
狭小住宅のほとんどは小規模住宅用地に分類されるので、税金を抑えることができます。
このように中古で狭小住宅を購入すると費用や税金を抑えることができるため、その分リフォームに予算を割くことができ、理想の家にリフォームすることができます。
まとめ
10坪の狭小住宅は費用も抑えられて、都市部に住むことができるというメリットがあります。
各部屋が狭くて住みづらい家でも、間取り変更によって快適に生活できる家にリフォームすることができます。
狭小住宅に引っ越しを考えている方や中古で購入を考えている方は、下記のフォームから一度お問い合わせください。