お風呂のバリアフリーリフォームにかかる費用はどれくらいですか？
お風呂のバリアフリーリフォームは、部分的にバリアフリーにするか全体的にするかにより費用が異なります。
目次
お風呂のバリアフリーリフォームの種類
お風呂のバリアフリーリフォームを検討する際は、まずどのようなバリアフリーリフォームがあるか知る必要があります。重要視する箇所を考えて、必要なリフォームをしましょう。
お風呂のバリアフリーリフォームの種類は、主にこちらになります。
・出入りしやすい浴槽へ交換
・手すりの設置
・出入り口の幅を広くする
・出入り口の段差を無くす
・滑りにくい床材にする
・バスリフトを設置する
・緊急時用の浴室通報装置を設置する
これら全てを実現できるようなリフォームをすると、費用も高額になってきます。必要なリフォームをすることで、不要な出費がないようにしましょう。
お風呂のバリアフリーリフォームの費用相場
お風呂のバリアフリーリフォームの種類別の費用相場を紹介します。
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お風呂のバリアフリーリフォームの種類 |
費用相場 |
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浴槽交換 |
10万円～50万円 |
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手すりの設置 |
5千円～2万円※1 |
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出入り口の幅の拡張 |
10万円～30万円 |
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出入り口の段差解消 |
5万円～100万円以上 |
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床材張替え |
15万円～40万円 |
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バスリフト設置 |
20～30万円 |
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浴室通報装置の設置 |
3万円～5万円 |
※1：下地を入れる場合は別途費用が必要になります。
お風呂を部分的にリフォームする場合は、既存のお風呂の状態や家の状態により費用が異なります。
例えば、出入り口の段差を解消する工事をする際などは、床のレベル（高低差）を合わせるために、家の広範囲に渡って床を捲って下地からやり直す必要があったり、お風呂の排水が流れるように排水管の工事が必要になることがあります。
このような場合には大規模な工事が必要になるので、費用が100万円以上になることもあります。事前に業者にしっかりと現地調査をしてもらうようにしましょう。
お風呂のバリアフリー化はユニットバスリフォームがおすすめ
お風呂単体でバリアフリーリフォームを考えている場合は、ユニットバスへ交換も検討してみてください。
ユニットバスへリフォームするメリットがこちらです。
・段差が無くなる
・設置費用が必要ない
・断熱性が高くなる
段差が無くなる
床下にどれくらい余裕があるかにもよりますが、戸建ての場合はほとんど解消されます。マンションの場合も浴室側の段差は解消されます。
設置費用が必要ない
例えば、既存のお風呂に手すりを設置する場合は、どうしても人件費が必要になります。対してお風呂をまるごとユニットバスへ交換する場合は、商品代数千円がプラスになるだけなのでかなりお得です。
断熱性が高くなる
最新のユニットバスは基本的に気密性が高く、床に断熱材が入っていたりするので、ユニットバスへ交換するだけでもお風呂の中の寒さが軽減されます。
お風呂の一部分だけをバリアフリー化する工事は、お風呂をまるごと交換するよりも必要な工事が余分に発生したり、人件費が割高になってしまいます。
ユニットバスへリフォームすることで、メリットがたくさんあるので是非ユニットバスリフォームを検討してみてくださいね。
ユニットバスへのリフォーム費用はこちらの記事を参考にしてください。
お風呂のバリアフリーリフォームに使える補助金制度
最後は、お風呂のバリアフリーリフォームをする際に活用できる補助金制度を紹介します。
お風呂のバリアフリーリフォームには、大きく2種類の補助金制度があります。
・国の補助金制度（介護保険リフォームなど）
・地方自治体の補助金制度
国の補助金制度で活用しやすい制度が介護保険リフォームです。最大18万円の補助金が出るので、対象の方は是非活用したい制度です。
また、地方自治体の補助金制度はお住まいの地域により異なるので、どのような補助金があるのか確認してみてくださいね。
リフォーム補助金制度については、こちらの記事を参考にしてください。
まとめ
この記事では、お風呂のバリアフリーリフォームについて紹介しました。
まとめ
・お風呂のバリアフリーリフォームは、部位別のリフォームが可能
・部位別にリフォームする際は、仕上がりに注意
・お風呂のバリアフリーリフォームは、ユニットバスへの交換がおすすめ
・バリアフリーリフォームをする際は、補助金制度を確認
お風呂は、家の中でも最も事故が起こりやすい場所でもあります。ご家族や将来のことを考えて、早めにバリアフリーリフォームをしておくことをおすすめします。
お風呂のバリアフリーリフォームについて詳しく知りたいという方は、こちらのお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください！