【必見】畳リフォームの基礎知識【費用相場と注意点】

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6畳間の畳を新しい畳に交換するか、フローリングにするか迷っています。それぞれのリフォーム費用はどれくらいですか?

 

6畳間の畳を新しい畳に交換する費用相場は6万円~15万円前後、フローリングにリフォームする費用相場は約18万円~25万円です。

 

 

畳張り替えリフォームの費用

 

畳の張り替えリフォームにかかる費用は、畳のグレードや張り替え方法などにより異なります。

 

まず、6畳間の畳のリフォーム費用をまとめました。

 

・畳の裏返し:2万円~3万円前後

・畳の表替え:3万円~10万円前後

・畳の新調:6万円~15万円前後

 

畳には1畳6,000円前後のお手頃品もあれば、1畳12,000円前後の高級品もあり、使用する畳のグレードが高いほど費用も高くなります

 

また琉球畳の場合は、6畳間の表替えで20万円以上かかるケースが多いことも覚えておくとよいでしょう。

 

畳張り替えリフォーム3つの方法

 

畳張り替えリフォームには次の3つの方法があります。

 

具体的に何をするのか、どんなタイミングで行う方法なのか見ていきましょう。

 

畳張り替え方法①:裏返し

裏返しとは、文字通り畳を裏返して反対側を表にする方法です。

 

裏返しをする目安は新品の畳を使用してから約3年~5年で、畳表が日に焼けたりこすれたキズが目立ったりしたときに行います。

 

ただし5年以上使用した畳は裏面が変色してしまっているケースが多いため、表替えを行うのが一般的です。

 

畳張り替え方法②:表替え

表替えとは、畳床はそのままに畳表と畳縁を新しくする方法です。

 

畳を使用して5年以上経過しているときや、裏返しをしてから3年~5年経過しているときに行います。

 

新しいイグサに交換するのでいい香りが広がりますが、畳床は交換しないため踏み心地は変わりません。

 

もしも畳の上を歩くとへこむような感覚がある場合は新調するとよいでしょう。

 

畳張り替え方法③:新調

新調とは畳表、畳床、畳縁のすべてを新品に交換する方法です。

 

畳の両面を使用して6年~10年を目安に行いますが、歩いてへこむ感覚がある場合や、黒カビが目立つようになったときは新調を検討するとよいでしょう。

 

畳を他の床材に変更するリフォーム費用

 

畳を他の床材に変更するリフォーム費用は、使用する床材や床下の劣化状態などにより異なります。

 

畳6畳間をリフォームした場合の床材別の費用相場は次のとおりです。

 

床材

費用相場

複合フローロング

18万円~

無垢フローリング

25万円~

クッションフロア

10万円~

カーペット

7万円~

 

畳をフローリングにリフォームするときの注意点

 

畳をフローリングにリフォームすると、掃除が楽になる、家全体の雰囲気が変わるなどのメリットがありますが、いくつか注意したい点があります。

 

和室を洋室にリフォームしたい方は参考にしてみてください。

 

フローリングにする際の注意点①:防音

フローリングの厚さは12ミリ程度で、厚さが40~50ミリある畳よりも防音性能が低く、音や振動が周りに響きやすくなります

 

特にマンションの場合は規約により定められている防音基準を満たす必要があるため、事前に管理会社に確認しておきましょう。

 

フローリングにする際の注意点②:冷え

フローリングは外気の影響を受けやすいため、冬場などは足元が冷えやすくなります。

 

床下に断熱材を入れる、床暖房を設置するなど、冷え対策をしておくと安心です。

 

フローリングにする際の注意点③:湿気

畳に比べるとフローリングは湿気に弱く、窓に結露が発生してしまう可能性があります

 

頻繁に換気を行う、調湿機能の高いフローリング材を選ぶなどの工夫をするとよいでしょう。

 

まとめ

 

この記事では畳リフォームについてご紹介しました。

 

畳リフォームの費用相場は6畳間の場合、

・畳の裏返し:2万円~3万円前後

・畳の表替え:3万円~10万円前後

・畳の新調:6万円~15万円前後

・フローリングへ交換:約18万円~25万円

となっています。

 

畳リフォームをするタイミングには目安がありますが、一度プロの専門家に判断してもらうのが一番です。

 

畳リフォームを検討中の方は、下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

 

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