

店舗用のカウンターを造作するにはどれくらいの費用がかかりますか?

店舗用カウンターの造作にかかる費用は4mのもので約15万円~80万円前後です。ただし、素材や厚み、デザインなどにより大きく異なります。
目次
店舗にカウンターを置くメリットとは?
バーなどの店舗内にカウンターを造作すると、主に次のようなメリットがあります。
・厨房に近い位置に設置すると調理過程をパフォーマンスできる
・店側とお客とのコミュニケーションをとりやすくなる
・一人客でも入店しやすい雰囲気を作れる
・お客の料理やドリンクの進み具合を確認できるため接客サービスしやすい
・見た目や居心地のよいカウンターであればリピートにつながりやすい
カウンターはお店の顔ともいえる重要な部分です。コンセプトに合わせてカウンター造作することでさらに多くのメリットが期待できます。
店舗用カウンターの素材
店舗用カウンターを造作するにはカウンターの素材について知っておくことも大切です。
カウンターの素材には次のようなものがあります。
・集成材
・突板
・無垢材
集成材(4mの場合約15万円)
集成材とは「複数の木材を結合させた人工の木材」です。
比較的安価で加工しやすく、また反りが出にくいのですが、無垢材のような木の重厚感はありません。
突板(4mの場合約25万円)
突板は「天然の木材をスライスしたものをベニヤに貼り付けたもの」です。
表面は天然の木を使っているので木の質感を出すことができます。
無垢材(4mの場合約40万円)
無垢材は「天然の木材を切り出したもの」です。
使い込むたびに色に深みが出る、木の素材感を出せるなどのメリットがありますが、費用は高くなります。
この他にもメンテナンスしやすいメラニン化粧板や、キズや汚れに強い人口大理石、高級感を出せる御影石カウンターなどがあるため、お店の雰囲気や予算に合わせて選ぶとよいでしょう。
店舗用カウンターの形
店舗用カウンターの形は大きく分けて次の3タイプがあります。
・I字型カウンター
・コの字型カウンター
・L字型カウンター
I字型カウンター
カウンター席の主流ともいえるのがI字型カウンターです。費用をおさえやすく、スペースの確保をしやすいタイプといえます。
コの字型カウンター
コの字型カウンターはカウンターのへこみ部分が厨房になったタイプで、店員は店全体の様子を把握しやすいというメリットがあります。
お客同士が向き合う形になるので、にぎやかな雰囲気の店舗におすすめです。
L字型カウンター
L字型カウンターは前からもサイドからも厨房の様子が見られるカウンターです。
I字型カウンターよりもスペースが必要ですが、落ち着いた雰囲気でありながら調理パフォーマンスも売りにしたいという店舗に向いています。
店舗用カウンターの造作費用を抑えるコツ
店舗用カウンターの造作費用を抑えるコツは、「カウンターのある居抜き店舗を探す」ことです。
スケルトン物件を選ぶと理想通りのレイアウトにすることができますが、カウンターは新規に造作する必要があるため費用は高額になります。
居抜き店舗で既存のカウンターがある場合は、表面の汚れやキズなどの修復をして再利用するとよいでしょう。
また表面の塗装などの修復だけでなく、足置きや収納棚などを後付けすることもできます。
店舗リフォームについてはこちらを参考にしてみてください。
また店舗用エアコンについてはこちらでご紹介しています。
まとめ
この記事では、店舗用カウンターの造作についてご紹介しました。
まとめ
・調理過程をパフォーマンスできる、お客とのコミュニケーションを取りやすいなどのメリットがある
・素材は集成材や突板、無垢材などのほか、人口大理石や御影石などがある
・大きく分けてI字型カウンター、コの字型カウンター、L字型カウンターの3種類がある
・造作費用を抑えるにはカウンターのある居抜き店舗を探すとよい
カウンターはお店の顔であり、お客様の第一印象に大きく影響します。店舗のコンセプトに合った理想的なカウンター造作をしてみてください。
店舗用カウンターの造作について詳しく知りたい方は下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。