階段のリフォームを考えています。費用はどのくらいかかりますか？
階段のリフォームにかかる費用は20万円～50万円が中心です。
階段リフォームの費用相場
階段のリフォームにかかる費用は、20万円～50万円が相場となっています。
この価格帯でできる階段リフォームは、手すりや滑り止めの設置、階段部材の交換などです。
階段の勾配の変更、向きや位置を変える大規模なリフォームとなると、50万円～100万円以上かかります。
階段リフォームの内容別費用
ここでは階段リフォームの内容別費用について具体的に説明します。
階段の長さや形状、構造などにより異なりますが、費用の目安にしてみてください。
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滑り止めシートを設置する |
約1万円～ |
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階段の壁に手すりを設置する |
約10万円～ |
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階段を広くする |
約15万円～ |
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階段に直接手すりを設置する |
約25万円～30万円 |
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階段部材を交換する |
30万円前後 |
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階段下に収納を設置する |
5万円～30万円前後 |
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階段の幅を変更する |
55万円前後 |
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階段の位置や勾配を変更する |
約80万円～ |
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階段に昇降機を設置する |
100万円前後 |
階段リフォームのポイント
階段リフォームを検討する前に知っておきたいポイントを説明します。
建築基準法による階段のサイズ
建築基準法により定められている階段の各パーツのサイズは次の通りです。
〇階段の横幅：75cm以上
〇蹴上げ（1段の高さ）：23cm以下（昇りやすいサイズは18～22cm）
〇踏み面（足を乗せる部分の奥行）：15cm以上（昇りやすいサイズは20～22cm）
また階段のサイズと同様に、手すりに関しても定められています。
〇手すりを設置すること
〇手すりのない側は壁にする、壁がない場合は手すりに代わるものを設置すること
階段の種類
階段には次の5種類があるので、階段リフォームの参考にしてみてください。
● 直線階段
階上までストレートに伸びた階段で、シンプルな構造のため設置費用は比較的安価です。
ただしスペースが狭いと急な階段になりやすく、また踊り場がないため万が一足を滑らせると下まで一気に落下する可能性があります。
● かね折れ階段
階段の途中がL字型に折れ曲がっており、踊り場があります。
直線階段のように一気に下まで落下する可能性は低いのですが、折れ曲がる分広いスペースを取る必要があるため費用は高めです。
● 折り返し階段
階段の途中がU字型に曲がり180度向きを変えている階段です。
折り返す分階段の段数が増え、緩やかな勾配にできます。
● 螺旋階段
円柱状のスペースに螺旋状のステップがある階段です。
比較的狭いスペースにも設置が可能でおしゃれな雰囲気になります。
ただし三角形のステップを採用するケースが多く、中心にいくほど足を乗せる場所は小さくなることを覚えておくとよいでしょう。
● カーブ階段
曲線を描きながら昇り降りする、優雅なデザインの階段です。
独特の形状ですが安全性が高く、ゴージャスな雰囲気を出せるためインパクトのある階段になります。
階段リフォームの注意点
階段をリフォームする場合は、次の点に注意が必要です。
階段リフォーム中は昇り降りできない
階段をリフォームしている期間中は階段を使うことができません。
たとえば、普段2階で洗濯物を干している場合は、1階で干すようにするなど、生活に支障が出ないように工夫するとよいでしょう。
前もって工期を確認しておき、階段を使わずに生活できるよう準備しておくと安心です。
安全面に配慮する
階段を安全に使用するためには、滑りにくい素材を使い、明かりを十分に確保することが大切です。
また家族の年齢や体格などに合わせて階段のサイズや勾配を決めるようにするとよいでしょう。
まとめ
この記事では階段のリフォームについてご紹介しました。
まとめ
・費用相場の中心は20万円～50万円
・階段の位置を変えるなど大規模リフォームの費用は80万円以上
・直線階段、かね折れ階段、折り返し階段、螺旋階段、カーブ階段の5種類ある
・安全面に配慮し工事期間中は階段を使えないことを覚えておく
毎日使う階段は、使い勝手が悪いと感じた時がリフォームのタイミングかもしれません。
安全性や快適性に配慮し、素敵な階段にリフォームしてみてはいかがですか。
階段のリフォームを検討されている方は、ぜひ一度下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。