実際にリノベーションした人はどんなことで後悔していますか?
リノベーションでよくある後悔には費用や仕上がりに関するものが多いです。
目次
リノベーションでよくある後悔①:費用が高かった
リノベーションでは費用に関する後悔が多い傾向にあります。
予算をオーバーした
理想の住まいにするために要望を盛り込みすぎると、当初の予算を超えてしまうことがあります。
リノベーションの中でも費用が高額になりやすいのは水回りですが、設備や建材の金額はグレードにより異なるため、要望と金額のバランスを考慮して選ぶとよいでしょう。
またリノベーションでは物件取得費用や工事費用以外に、税金や諸費用、引っ越し費用なども必要です。
トータルの費用を把握し、無理のない資金計画を立てることをおすすめします。
補修工事費用が高かった
壁の内部や床下などの不具合や劣化状態は、工事が始まってから気づくケースが多いです。
建物の状態によっては高額な補修工事費用が発生する可能性があり、リノベーションに十分な費用を回せなくなることもあります。
補修工事にどのくらいかかりそうか知るためにも、中古物件を購入した時点でホームインスペクション(住宅診断)を実施するとよいでしょう。
希望通りにできなかった
予算の関係で希望通りのリノベーションができなかったということもあります。
「予算に合わせてスタンダードグレードのシステムキッチンにしたけど、妥協せずにハイグレードを選べばよかった・・・」というように、完成後に後悔するケースも少なくありません。
要望に優先順位をつけ、こだわりポイントを見極めるとよいでしょう。
キッチンリフォームで後悔しないためのポイントはこちらでご紹介しています。
リノベーションでよくある後悔②:デザインにこだわりすぎた
デザインにこだわりすぎて後悔することも多いようです。
新しいシステムキッチンに合わせて冷蔵庫の配置を変えたら、冷蔵庫のドアを開けにくくなってしまった、家事効率が悪くなったというケースもあります。
設備や家具のレイアウトを決めるときは、必ず生活動線を考慮するようにしましょう。
また個性的なデザインにすると、将来売却しにくくなる可能性もあります。
売却も視野にいれてリノベーションする場合は、需要と理想のバランスを考えるとよいでしょう。
リノベーションでよくある後悔③:マンションの規約によりできないことが多かった
マンションのリノベーションでは、管理規約によって希望する工事を行えないことがあります。
マンションの場合は玄関ドアやバルコニーなどは共用部分となり、リノベーションできないのが一般的です。
また配管の位置によっては水回りの位置変更が難しい可能性もあるので注意しましょう。
マンションの配管工事についてはこちらを参考にしてみてください。
リノベーションでよくある後悔④:理想の仕上がりと違った
「リノベーションが終わったのに理想の仕上がりとは違っていた」という後悔もあります。
実際に住み始めてから後悔しやすいのは主に次の点です。
・システムキッチンとリビングのバランスが悪い
・トイレの数が足りない
・窓の位置、サイズが悪く換気できない
・コンセントが足りない
・収納が足りない
・照明の数が足りない、スイッチの位置が悪い
・吹き抜けを作ったら冷暖房効率が悪くなった
・ロフトを作ったが不便で使わなかった
リノベーションで後悔しないためにも、実際の生活を想定してプランニングするとよいでしょう。
ロフトについてはこちらでご紹介しています。
また吹き抜けについてはこちらを参考にしてみて下さい。
まとめ
この記事ではリノベーションで後悔しやすいことについてご紹介しました。
まとめ
・費用に関する後悔
・デザインへのこだわりによる後悔
・マンションの規約による後悔
・生活し始めてから気づく後悔
中古住宅をリノベーションして理想の住まいにするには、家族構成や普段の生活動線、トータルの費用などを考慮してプランニングすることが大切です。
リノベーションを検討中の方は下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。