古民家リフォーム・リノベーションの費用相場

 

古民家のリフォームやリノベーションにかかる費用相場は約1,000万円～ですが、元の家の状態や床面積、工事内容などにより2,000万円～3,000万円かかることもあります。

 

以下に主な工事内容と費用相場をまとめました。

 

工事内容	費用相場
耐震補強工事	100万円～300万円
壁の断熱リフォーム工事	16,000円～30,000円
屋根リフォーム工事	300万円～
外壁リフォーム工事	300万円～
バリアフリー化工事	50万円～200万円
水回りリフォーム工事：キッチン	50万円～130万円
水回りリフォーム工事：バスルーム	100万円～

 

リフォーム・リノベーション費用は使用する建材やデザイン、設備などにより異なることも覚えておきましょう。

 

屋根や畳のリフォームについては以下の記事でご紹介しています。

 

 

 

また外壁や断熱リフォームについては以下の記事を参考にしてください。

 

 

 

古民家リフォーム・リノベーションのメリット

 

古民家リフォーム・リノベーションのメリットには次の3つが挙げられます。

 

 

古民家リフォーム・リノベーションの一番のメリットは、古い日本家屋独特のレトロ感を味わいながらも、現代の快適な生活をすることができるという点です。

 

柱や梁などがむき出しになっている古民家の場合、あえて手を加えずに活用することで和モダンな雰囲気にすることができます。

 

古民家にはヒノキやケヤキといった強度の高い建材が使われていることが多く、リフォームやリノベーションによりさらに耐久性を高めることができます。

 

耐震や断熱など現在の建築基準に合わせる工事をすることで安心して暮らせるといえるでしょう。

 

築年数の古い家屋をリフォーム・リノベーションする場合は、新築する場合よりも固定資産税が安くなります。

 

固定資産税は固定資産評価額を元に計算しますが、固定資産評価額は築年数により減額されるため、古民家の場合は新築より安くなるのです。

 

古民家リフォーム・リノベーションのデメリット

 

古民家リフォーム・リノベーションには次のようなデメリットもあります。

 

 

古民家リフォーム・リノベーションのデメリットの一つ目には、費用がかかりやすいことが挙げられます。

 

古民家で安全・快適な暮らしを送るには、耐震性や断熱性、気密性を高める工事が必要です。また将来を考えてバリアフリー化工事をする場合もあります。

 

さらにリフォーム工事を始めてから床下や屋根裏などの劣化に気づくケースもあり、その追加費用が発生する可能性もあります。

 

古民家のリフォーム・リノベーションでは当初の計画よりも費用が高くなることもあるため、慎重にプランニングしましょう。

 

リフォーム・リノベーションを終えて古民家に住むまでの期間は、新築物件を購入した場合に比べて長くなることが多いです。

 

一般的には建物検査（住宅診断）を行い、施工業者や設計士などと細かな打ち合わせをしたうえで工事が始まります。また当初の予定とは異なり追加工事が必要になればその分工事期間は長くなるでしょう。

 

リフォーム・リノベーションを前提として古民家を購入する場合は、工事期間に余裕をもつことをおすすめします。

 

古民家リフォーム・リノベーションの費用を抑えるには？

 

古民家リフォーム・リノベーションにかかる費用を抑えるにはいくつかポイントがあります。

 

 

耐震リフォームや省エネリフォーム、バリアフリーリフォームの工事を行う場合は、国や自治体の補助金制度を活用するのがおすすめです。

 

また新潟県の「ふるさと古民家再生事業」や石川県の「古民家再生・活用モデル事業」、京都市の「指定京町家改修補助金」など各自治体独自のさまざまな制度があるので、古民家のある地域管轄の役場で問い合わせてみましょう。

 

リフォーム費用を抑えるには既存の素材を活かすことも大切です。柱や梁はもちろん建具やかまどなど、利用できるものは積極的に活用してきましょう。

 

補助金制度を活用したお風呂リフォームについてはこちらでご紹介しています。

 

 

まとめ

 

この記事では、古民家のリフォーム・リノベーションについてご紹介しました。

 

 

古民家のリフォーム・リノベーションは専門知識のある業者に相談すると安心です。古民家のリフォーム・リノベーションを検討中の方は、下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

 

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