床下の断熱リフォームを予定しています。費用がどのくらいかかるのかを知りたいです。
床下の断熱リフォームにかかる費用は約20万円〜120万円です。既存の床を剥がすか残すかで費用は大きく異なります。床が劣化している場合は、断熱リフォームのタイミングで張り替えするのがおすすめです。
床下の断熱リフォームにかかる費用と施工方法
断熱材の施工方法によって費用は変わるため、約20万円〜120万円が床下の断熱リフォームの相場です。
施工方法は主に2種類あります。
床下断熱リフォーム方法
床下に断熱材を施工する(吹き付ける) |
20坪あたり20万円~30万円 |
床を剥がして断熱材を施工する |
20坪あたり70万円~120万円 |
1つ目は、床を剥がさずに床下に潜って施工する方法です。
費用は20坪あたり20~30万円かかります。断熱材を床下にある骨組みに施工していくのが一般的です。
また、床を残したまま吹き付ける施工方法もあります。費用は同じく20坪あたり20万円~30万円で、既存の断熱材があっても吹き付けが可能です。
ただし、下から上に吹き付けるので施工が難しくなります。吹き付け施工が希望の場合は、事前に業者にて確認しましょう。
2つ目は、床の張り替えも同時に行う施工方法です。費用は20坪あたり70万円~120万円です。床を剥がすと、床下で作業するよりも効率性が高まるので仕上がりがきれいになります。
既存の床が傷んでいる場合は、一緒に張り替えるのがおすすめです。張り替え予定の床材のグレードによって費用は変わります。
床下の断熱リフォームの効果と注意点
床下を断熱対策すると、床の冷たさが軽減されます。断熱対策がされていない家で暖房をつけても、暖かい空気は天井に逃げてしまうので、床面はなかなか暖まりません。
そこで、床下に断熱対策をすれば、暖房をつけた際に床面の温度も上がります。エアコン温度の上げすぎを防止できるので、節電対策に効果的です。
施工上の注意点としては、床下の環境に気を配ることです。
床下の断熱材は外気に触れるので、空気の通り道がないとカビや結露が発生してしまいます。換気通路を確保して、除湿ができる環境にしなければなりません。
また、床下が高低差のある構造の場合は、気密処理が難しいです。断熱効果を失わないように、隙間をあけずに施工できる技術が必要になります。
床下の断熱リフォームにかかる費用を抑えるコツ
床下の断熱リフォームにかかる費用を抑えるコツは2つあります。
・床を残したまま断熱リフォームをする
・相見積もりをする
それぞれの内容を見てみましょう。
床を残したまま断熱リフォームをする
床を張り替えたばかり、傷んでいないなど、状態が悪くない床はわざわざ剥がす必要はありません。
床を残したままの方が、費用を抑えた断熱リフォームが可能です。
相見積もりをする
同じ床下の断熱リフォームでも業者によって費用は異なります。
少しでも安いところでリフォームがしたい場合は、相見積もりがおすすめです。
施工不良が起きては困るので、床下の断熱リフォームの実績を持つ業者に絞って見積もりをしましょう。
まとめ
この記事では、床下断熱リフォームについて紹介しました。
まとめ
床下の断熱リフォームの費用相場:約20万円〜120万円
床を剥がすか残すかで費用は変わる
床を残したまま断熱リフォームをするのが一般的で安い
床下の断熱リフォームを検討されている方は、ぜひ一度下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。