ラーメン屋の開業を検討中です。物件選びのポイントにはどんなことがありますか?
ラーメン屋を開業する物件選びでは、「立地」や「家賃」、「面積」などがポイントになります。
目次
ラーメン屋開業の物件選び:ポイント①「立地」
ラーメン屋を開業する物件を選ぶときは、立地が重要なポイントとなります。
出店場所により売り上げが大きく変わってくるため、ターゲットが利用しやすい立地を選ぶことが大切です。
たとえばターゲットが「ランチ目的の会社員やOL」の場合はオフィス街の近くが向いています。
「隠れ家的なラーメン店巡りが好きなラーメン愛好家」がターゲットなら、住宅街の中を選ぶもの一つの方法です。
また競合店の有無や人通りなど、周辺環境も合わせてリサーチしておきましょう。
駅に近い立地であれば駅から徒歩何分なのか、反対に駅から離れている場合は近隣に駐車場はあるかなども確認しておくことをおすすめします。
ラーメン屋開業の物件選び:ポイント②「家賃」
ラーメン屋開業の物件選びでは、固定費である家賃もポイントです。
たとえば人通りが多く駅に近い好立地を選ぶと、家賃はぐっと高額になります。
ラーメン屋の家賃比率は10%前後なので、まず毎月の売り上げがいくらになるかを算出しましょう。
想定する売り上げが500万円の場合は家賃50万円までが目安となります。
逆に、家賃50万円の物件を選ぶなら、売り上げは最低でも500万円ないと厳しいでしょう。
ただし毎月の売り上げは変動するため、無理のない範囲で選ぶと安心です。
ラーメン屋の開業資金については以下の記事を参考にしてみてください。
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ラーメン屋開業の物件選び:ポイント③「面積」
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ラーメン屋の物件を選ぶときは、面積についてもチェックします。
コンセプトにもよりますが、ラーメン屋の場合はそれほど広い面積がなくても問題ありません。
カウンターのみ・席数8人前後のラーメン屋であれば、10坪程度の物件でも開業可能です。
厨房設備の種類、想定する客席数、テーブル席の有無、レイアウト、そしてコンセプトに合わせ、必要な面積を割り出してみてください。
ただし必要な厨房設備は提供するメニューやこだわりにより異なるため、細かい点までしっかり考えておくとよいでしょう。
ラーメン屋開業の物件選び:ポイント④スケルトンor居抜き
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ラーメン屋を開業する物件を選ぶときは、スケルトン物件と居抜き物件についても知っておく必要があります。
スケルトン物件とは、簡単にいうとコンクリート打ちっぱなしの状態の物件です。
開業に必要な内装工事はもちろん、設備などもすべてそろえる必要があります。
デザインの自由度が高く、理想のお店にすることもできますが、初期費用は高額になるのが一般的です。
一方居抜き物件とは、前店舗の内装や設備などが残っている状態の物件をいいます。
天井や壁、床などの内装をそのまま使えるケースが多いため、工事費用を大幅に抑えることができるでしょう。
また、前店舗がラーメン屋だった場合は、必要な厨房設備が残っていることもあります。
使用可能な状態であれば、新しくそろえる費用がかからない可能性が高いです。
ただし前店舗のイメージを引きずりやすいなどのデメリットもあるので、じっくり検討してみるとよいでしょう。
居抜き物件を使ったラーメン屋・居酒屋の開業については以下の記事でご紹介しています。
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まとめ
この記事では、ラーメン屋開業の物件選びのポイントについてご紹介しました。
まとめ
・コンセプトやターゲットに合う立地を選ぶ
・家賃は想定売り上げの10%以内に抑える
・面積はレイアウトやコンセプトに合わせる
・スケルトン物件と居抜き物件の違いを把握する
ラーメン屋開業の物件選びについて詳しく知りたい人は、下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。