外壁塗装リフォームをしないとどうなるの?
外壁塗装リフォームをしないと外壁の劣化が進み、建物自体が劣化する原因になります。
目次
外壁塗装リフォームの費用相場
一般的な30坪の戸建て住宅の場合、外壁塗装リフォームの費用相場は約60万円~100万円です。
ただし、塗装する外壁の面積や使用する塗料などにより金額は大きく異なります。
以下に建物の坪数による外壁塗装リフォーム費用相場をまとめましたので、おおまかな目安にしてみてください。
坪数 |
塗装面積 |
費用相場 |
20坪 |
79㎡ |
約40万円~70万円 |
30坪 |
119㎡ |
約60万円~100万円 |
40坪 |
158㎡ |
約80万円~130万円 |
60坪 |
238㎡ |
約120万円~200万円 |
100坪 |
396㎡ |
約200万円~320万円 |
外壁塗装リフォームの塗料の種類
外壁塗装リフォームにかかる費用は、使用する塗料によっても異なります。
主な外壁用塗料の耐用年数や特徴は次の通りです。
塗料の種類 |
耐用年数 |
施工単価(㎡) |
特徴 |
ウレタン塗料 |
8年~10年 |
1,700円~2,500円 |
やや紫外線に弱い |
シリコン塗料 |
10年~15年 |
2,300円~3,500円 |
最も一般的でコスパが良い |
ラジカル塗料 |
12年~16年 |
2,500円~4,000円 |
耐久性が高い次世代型塗料 |
フッ素系塗料 |
15年~20年 |
3,500円~4,800円 |
汚れに強く耐久性が高い |
光触媒塗料 |
15年~20年 |
3,800円~5,500円 |
セルフクリーニング効果がある |
断熱・遮熱塗料 |
8年~20年 |
2,000円~4,500円 |
外気による室温変化が少ない |
無機塗料 |
20年~25年 |
4,500円~5,500円 |
半永久的な耐久性を持つ |
このように塗料によって耐用年数や単価が異なります。
安い塗料を選ぶと費用は抑えられますが、次の塗り替えリフォームまでの期間は短めです。
次回以降の外壁塗装リフォームについても考慮して塗料を選ぶとよいでしょう。
外壁塗装リフォームのタイミング
外壁塗装リフォームをするタイミングは既存の外壁の種類や劣化状態などにより異なります。
外壁材が窯業系サイディングやモルタル壁、ALCボードの場合は、約7年~10年を目安に定期的なリフォームを検討しましょう。
金属系・樹脂系サイディングボードの場合は約10年~20年が目安です。
ただしひび割れやサビ、外壁材の反りなどが見られるときや、カビ・コケ・藻が発生しているときなどは、一度プロの業者に相談するとよいでしょう。
外壁リフォームの種類や費用相場はこちらでも詳しく説明しています。
外壁塗装リフォームの注意点
外壁塗装リフォームをするときには次の点に注意が必要です。
騒音・臭いトラブル
外壁塗装のリフォームでは、足場の設置・解体、高圧洗浄機の使用など、騒音が発生する工程があります。
また塗装作業中は塗料の臭いが気になることもあるでしょう。騒音や臭いは周囲の建物にまで届く可能性が高いです。
リフォーム業者が事前に近隣への挨拶を行うケースもありますが、ご近所トラブルを防ぐために一言挨拶しておくことをおすすめします。
工事期間中の生活
外壁塗装リフォームでは建物の周りに足場を組み、飛散防止ネットなどを張るのが一般的です。
リフォーム中は室内が暗くなりやすいこと、窓の開け閉めができない可能性があることなども覚えておくとよいでしょう。
また外壁塗装だけでなく屋根のリフォームでも足場を設置するため、外壁と屋根リフォームを同時に行うと費用を抑えることができますよ。
屋根のリフォームについてはこちらを参考にしてみてください。
まとめ
今回は外壁塗装リフォームについてご紹介しました。
まとめ
・30坪の戸建て住宅の場合の費用相場:約60万円~100万円
・将来的な外壁塗装リフォームを考慮して塗料を選ぶとよい
・リフォームのタイミングは既存の外壁の種類や劣化状態などにより異なる
・リフォーム中は騒音や臭いが発生すること、室内が暗くなることなどを覚えておくとよい
外壁塗装は外壁と建物の劣化を防いでお住まいを長持ちさせるための重要なリフォームです。
外壁塗装リフォームを検討中の方は、下記のお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。