店舗やオフィスの内装工事とはどんな工事のことですか?工事の流れや押さえておくべきポイントを知りたいです!
店舗やオフィスの内装工事とは、建物内部の工事にあたります。内装工事を行うことで、お客様や社員によい影響を与えられます。また、内装工事は5つの工程と注意すべき2つのポイントがあります。
目次
店舗やオフィスの内装工事のメリット
店舗やオフィスを運営する際に、内装工事を行うことになります。内装工事とは、建物の内装に関わる工事のことです。
たとえば壁紙の張替えや、間仕切りの設置などの工事が挙げられます。ちなみに店舗の場合は、電気・ガス・水道などの設備工事も内装工事に含まれます。
店舗の内装工事を行うことで、お客様に満足して頂ける空間づくりができるでしょう。口コミでお店の評判が広がれば、集客力アップにも繋がります。
またオフィスの内装工事では、社員の働きやすさに影響を与えられます。魅力的な内装に仕上げることで、社員の定着率アップにも期待できるでしょう。
店舗やオフィスの内装工事の流れは主に5つ
内装工事の流れは、5つのステップがあります。
1.内装のイメージを決める
2.業者を選ぶ
3.内装デザイン及びレイアウトの決定
4.工事開始
5.引き渡し
1.内装のイメージを決める
店舗やオフィスの内装工事を行う際は、まず内装のイメージから始まります。自社のイメージや店舗の業態によって、どのような内装にするのかコンセプトを練りましょう。
コンセプトを練る際は「デザインテーマ」や「メインカラー」などを決めるのがおすすめです。またデザインイメージだけでなく、コスト面を含めて検討すれば内装工事に失敗せずに済みます。
2.業者を選ぶ
内装のイメージが決まれば、次は業者を選定します。内装施工業者は「デザイン設計のみを行うデザイン会社」や「内装だけを行う内装会社」「設計及び施工まで行う会社」があります。
デザイン設計のみを行うデザイン会社は他に施工業者を見つける手間がありますが、デザイン性の高いプランが期待できるでしょう。
一方で、設計及び施工まで行う会社は、デザイン設計のみを行うデザイン会社に比べてデザインの質が低下します。ですが、一度に内装工事を行えるので、工事するための手間や時間を抑えることが可能です。
3.内装デザイン及びレイアウトの決定
業者が決まれば、内装デザインの設計に入ります。内装のイメージを業者に伝えて、どのような内装にするのか設計していきます。
ちなみに内装デザインがほとんど確定している場合は、内装だけを行う内装会社に依頼するのがおすすめです。工事のみを依頼できるため、デザイン設計や図面設計にかかる費用を抑えることができるでしょう。
4.工事開始
内装デザイン及びレイアウトが決定すれば、工事開始となります。内装工事はおよそ1~3ヶ月程度かかるため、工期に余裕を持たせることが大切です。
また工事の規模が大きいほど、工期も長くなります。店舗の開業に影響しますので明確に把握したい方は、事前にどの程度の工期になるのか相談しておくとよいでしょう。
5.引き渡し
工事完了後は、依頼者の立ち合いによる最終チェックを行います。
最終チェック後に工事が必要となると、別途工事費が発生してしまうのでよく確認しましょう。最終チェックにて問題がない場合は、引き渡しとなります。
店舗のリフォームについて詳しくは下記の記事で紹介しています。
店舗やオフィスの内装工事で押さえておくべきポイント
店舗やオフィスの内装工事で押さえておくべきポイントは2つあります。
・店舗やオフィスのコンセプトを明確にする
・工事前に工期を確認する
店舗やオフィスのコンセプトを明確にする
店舗やオフィスの内装工事は、コンセプトを明確にすることが大切です。店舗の業態や社内の雰囲気はそれぞれ異なります。
たとえば居酒屋は、楽しい雰囲気に仕上げるために少し華やかな内装を使用します。
一方で和食店の場合は、落ち着いた雰囲気に仕上げるための内装選びが必要です。このようにお店のコンセプトを明確にすることで、内装のイメージが掴みやすくなります。
工事前に工期を確認する
内装工事を始める際は、事前に工期を確認しておくことも大切です。内装工事中は、店舗を通常通りに営業するのが難しくなります。
お客様に迷惑をかけてしまうので、いつ工事が始まっていつ工事が終わるのかアナウンスする必要があるでしょう。
工期を確認する方法は、業者に工事の詳細スケジュール表を作成してもらうように依頼することです。
詳細スケジュール表を作成してもらうことで、工事の始まりから引き渡しまでの日程を明確に知ることができます。
店舗の内装の注意点について詳しくは下記の記事で紹介しています。
まとめ
店舗やオフィスの内装工事は、お客様や社員によい影響を与えられます。
内装工事の流れは、内装イメージを決めることから引き渡しまで主に5つの工程があります。
内装工事を行う際は、コンセプトを明確にすることや工期を確認しておくことが大切です。