事務所の内装工事費用は誰が負担する？

 

事務所の内装工事をする際は、発注者が誰なのか、費用を負担するのは誰なのか、どこの業者に依頼するのかを明確にする必要があります。

 

工事をする箇所により工事費用を負担する人が変わるため、注意しましょう。

 

	工事内容	発注者	業者選択	費用負担
工事1	ビル内の公共設備などの工事	オーナー	オーナー	オーナー
工事2	借主の要望で必要箇所の工事	借主	オーナー	借主
工事3	テナント内の内装工事	借主	借主	借主

 

問題となるのが工事2のパターンです。

 

発注者は借主ですが、依頼する業者はオーナーが決めます。

 

オーナーが業者を決めて、費用の負担は借主がするため、場合によっては平均価格よりも高い費用を支払わされる可能性があります。

 

そのため、工事2のパターンの場合は、必ずご自身で見積もりをだして費用の確認をしておきましょう。

 

 

事務所の内装工事の費用はどのくらい？

 

事務所の内装工事費用は、立地や広さにもよって変わりますが、坪単価10万円〜30万円が一般的です。

 

工事する事務所が、居抜き物件かスケルトン物件かによっても異なり、スケルトン物件の方が費用が高くなります。

 

スケルトン物件	20万円～40万円
居抜き物件	15万円～35万円

 

事務所の内装工事を1から全てを行う場合、どんな工程が必要で、トータルどれくらいの費用がかかるのか確認しましょう。

 

スケルトン物件（30坪）の事務所を工事した場合、都心の物件ですと約850万円前後かかります。

 

立地や業者によって費用は異なりますが、工事費用の目安として覚えておきましょう！

 

工事内容	費用
仮設工事	約15万円
軽鉄工事	約25万円
健具工事	約80万円
内装工事	約350万円
パーティション工事	約85万円
電気工事	約50万円
サイン工事	約60万円
空調設備工事	約90万円
消防設備工事	約50万円
その他の工事	約40万円

 

この例では、合計約850万円かかるため、坪単価は850万円 ÷ 30坪 = 約28万円となります。

 

スケルトン物件の事務所ですので、坪単価約28万円は適切な価格ということがわかります。

 

次に、居抜き物件（15坪）の事務所を工事した場合は、約200万円の費用がかかります。

 

工事内容	費用
軽鉄工事	約15万円
内装工事	約60万円
健具工事	約5万円
サイン工事	約85万円
廃材処分費	約10万円
電気設備工事	約15万円
その他の工事費用	約10万円

 

この例では、合計約200万円かかるため、坪単価は200万円 ÷ 15坪 = 約13万円となります。

 

スケルトン物件の坪単価 約28万円と比べると、半分ほど安くなっていることがわかります。

 

これらの比較からわかるように、特にこだわりがなく工事費用を安く抑えたい方は、居抜き物件がおすすめです。

 

また、スケルトン物件に比べて居抜き物件の方が、工事する箇所も少なく、工事期間も短く済みます。

 

 

まとめ

 

この記事では、事務所の内工事費用について詳しく解説しました。

 

 

事務所の内装工事は、スケルトン物件か居抜き物件かによって費用が異なります。

 

予算に余裕があり内装にこだわりたい方は、スケルトン物件、安く早く事務所を完成させたい方は、居抜き物件がおすすめです。

 

ここでは事務所の工事費用の目安をお伝えしましたが、詳細な見積もりは専門家が実際に物件を確認することでわかります。

 

事務所の内装工事を検討している方は、下記のフォームから一度お問い合わせください。

 

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スケルトン物件の内装工事費用はいくらかかる？

スケルトン物件の内装工事は、どれくらいの費用がかかるのか解説します。業種別、工事別に大きく異なるため、内装工事費用の相場を予め知ってくことで予算を組みやすくなり、高い業者と安い業者を見分けることができます。スケルトン物件の内装工事費用を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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