美容院を開業する予定です。コンセプトはどうやって作ればいいのでしょうか?
美容院開業に向けたコンセプト作りでは、具体的なターゲットを決めることから始めましょう!
目次
美容院のコンセプト作りのポイント①:ターゲットを明確にする
美容院開業のコンセプト作りでは、ターゲット層を明確にすることが大切です。
年代、性別、何を求めている人なのかなど、具体的に設定します。
たとえば「アンチエイジングに興味のある30代~50代の女性」「短時間でさっと仕上げてほしい10代~20代の男性」というように設定しましょう。
ターゲットを明確にしてコンセプトを作ると、お客様に「このサロンは○○の年齢層がメインで施術は○○が得意なんだ」と伝わるため、ターゲット層が来店しやすくなります。
「年代・性別問わず、誰でもウェルカム」としてしまうと、お店の特徴や魅力が伝わりにくくなるので注意しましょう。
美容院のコンセプト作りのポイント②:独立の動機を思い出す
美容院開業のコンセプト作りでは、独立しようとした動機を思い出すことも大切です。
開業を目指したきっかけや、スタッフとして働いていた当時の気持ち、どんなサービスをしたかったのかなど、独立の動機を思い出してみて下さい。
たとえば「施術時間を長めに取って丁寧な施術をしたい」「お客様とのコミュニケーションを大事にしたい」など、どんな美容院を目指していたかを考えます。
また「オーナーとスタッフの仲が悪くて嫌なサロンだった…」という人もいるかもしれません。
そのときの経験を活かし、雰囲気のよい美容院を目指すのもよいでしょう。
お客様にもスタッフにもお店の魅力を伝えるために、コンセプトにはオーナーとしての理念を組み込むことが大切です。
美容院のコンセプト作りのポイント③:立地・営業時間を決める
ターゲット層とオーナーとしての理念を明確にしたら、開業する場所や営業時間を決めます。
仕事帰りの会社員をターゲットにするなら駅の近く、子どものいる主婦がターゲットなら住宅街からアクセスしやすい立地にするなど、ターゲットに合わせて出店場所を選びましょう。
また、ターゲットが利用しやすい時間帯に営業することも大切です。
ターゲット層のライフスタイルや生活リズムを考慮すると、新規客・リピーターの獲得につながりやすくなるでしょう。
美容院の物件選びについては以下の記事を参考にしてみてください。
-
美容院の開業に居抜き物件を使うメリット・デメリットは?
目次1 居抜き物件とは?2 美容院開業に居抜き物件を使うメリット3 美容院開業に居抜き物件を使うデメリット4 美容院開業に居抜き物件を使うときの注意点5 まとめ 居 […]
続きを見る
-
美容院の物件選びは成功のカギ!【ポイントと注意点】
目次1 美容院の物件選びのポイント:①立地2 美容院の物件選びのポイント:②家賃3 美容院の物件選びのポイント:③広さ4 美容院の物件選びの注意点~保健所立ち入り検 […]
続きを見る
美容院のコンセプト作りのポイント④:メニューと価格を設定する
最初に設定したターゲット層が求めているものを考え、メニューと価格を決めます。
メインターゲットに人気のあるメニューを取り入れることで、お客様の満足度が高まるでしょう。
競合店との差別化をはかるために、オリジナルメニューを取り入れるのもおすすめです。
ターゲットから需要があり、あなたの得意とする施術を中心にメニュー作りをしていくとよいでしょう。
ただしメニュー内容が多すぎると分かりにくくなるため、あれもこれもと取り入れるのはNGです。
また、価格もターゲット層に合わせて設定する必要があります。
ターゲット層が利用しやすく、十分な施術を行える価格帯に設定するとよいでしょう。
ジャンルは異なりますが、以下の記事でもコンセプト作りについてご紹介しています。
-
あれこれ考えてもカフェのコンセプトは決まりません
目次1 なぜカフェのコンセプトが重要なのか?2 とりあえずカフェに行きまくる3 カフェのコンセプトの大枠を決める3.1 Why:なぜカフェをやるのか?3.2 Who […]
続きを見る
まとめ
この記事では、美容院開業のコンセプト作りのポイントをご紹介しました。
まとめ
・年代、性別、何を求めている人なのかなどターゲット層を明確にする
・独立の動機を思い出してオーナーとしての理念を組み込む
・ターゲットが利用しやすい立地・営業時間を設定する
・ターゲットが利用しやすく満足できるメニュー・価格を設定する
美容院開業・経営の柱となるコンセプト作りについてもっと詳しく知りたい人は、下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。