

フィットネスジムを開業する場合、どんなエアコンを選ぶべきですか?

フィットネスジム開業に向けたエアコン選びでは、広さや収容人数などを考慮することがポイントです。
目次
【フィットネスジム開業】エアコンの重要性
エアコンはフィットネスジムの開業に欠かせない設備のひとつです。
効率的に筋トレをするには室内を適温に保つ必要があります。
特に夏場の室温は体調に大きく影響するため、エアコンを設置して「筋トレに集中できる心地よい環境」を提供することが大切です。
また、業務用エアコンには基本的に「空気清浄機能」がついていません。
人の出入りが多くホコリがたちやすいフィットネスジムの場合は、空気清浄機能付きの業務用エアコンを選ぶことをおすすめします。
【フィットネスジム開業】エアコン選びのコツ
フィットネスジムの開業にむけたエアコン選びではいくつかコツがあります。
広さや用途、収容人数に合わせる
フィットネスジムの場合は業務用エアコンを設置するのが一般的で、広さや用途、収容人数(熱量)に合わせた機種を選ぶ必要があります。
たとえば広さが30㎡の場合に適しているのは、2馬力~2.5馬力のエアコンです。
ただし利用者の人数により熱量が変化するため、収容人数を考慮することも覚えておいてください。
また、設置するエリアによって「同時運転」と「個別運転」に分けると、設置費用や電気代の削減につながります。
トレーニングエリアなどの広い空間の場合は「同時運転」タイプ、受付やロッカールームなどは「個別運転」タイプを選ぶとよいでしょう。
見栄えの良いタイプを選ぶ
フィットネスジムに設置するエアコンは、存在をアピールしすぎない見栄えの良いタイプが向いています。
天井と一体化させてキレイに設置するには「天井埋め込みカセット型」エアコンがおすすめです。
また四方向吹き出しタイプであれば、室内の温度ムラを減らすことができます。
早めに機種選定を始める
フィットネスジムの場合は、開業に間に合うように早めに機種選定を始めると安心です。
フィットネスジムはエリアごとに機種が異なるため、どうしても機種選定や設置に時間がかかります。
また3月~4月、7月~8月はエアコン業者の繁忙期です。
スムーズに設置工事を行うためにも、混雑する時期に重ならないようにするとよいでしょう。
業務用エアコン(店舗エアコン)については以下の記事でご紹介しています。
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【フィットネスジム開業】エアコンの温度設定のポイント
フィットネスジムのトレーニングエリアでは、適切な温度設定をする必要があります。
トレーニングの内容により若干違いはありますが、室温の目安は「21℃~23℃」です。
ただし冷やし過ぎると筋トレの効果が出にくいといわれているため、シーズンごとに温度を調整するとよいでしょう。
また冬場は加湿器を併用し、室内の乾燥対策をすることをおすすめします。
【フィットネスジム開業】エアコンのトラブルを防ぐには?
フィットネスジムをスムーズに開業・経営するには、エアコントラブルについても知っておくと安心です。
万が一エアコンが故障した場合は修理が必要ですが、エアコン業者の繁忙期に重なると希望の日時に修理を依頼できないことがあります。
修理できるまでは営業を一時ストップせざるを得ないため、売り上げに大きく影響する可能性が高いです。
エアコンの故障が多くなるのは夏ですが、ふだんからこまめに試運転や点検を行うといでしょう。
また居抜き物件を使ってフィットネスジムを開業する場合は、前店舗が使用していたエアコンをそのまま使用するかもしれません。
使用可能な状態であっても必ずエアコンクリーニングを行うこと、使用期間や保証書の有無などを確認することをおすすめします。
フィットネスジム開業の物件選びについてはこちらをご覧ください。
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まとめ
この記事では、フィットネスジムの開業に必要なエアコンについてご紹介しました。
まとめ
・快適なトレーニング環境を提供するためにエアコンは必須である
・広さや収容人数、用途に合わせて機種を選ぶ
・トレーニングエリアの室温は「21℃~23℃」を目安に設定するとよい
・エアコントラブルに備えることが大切である
フィットネスジム開業にむけた業務用エアコンの選び方や設置について詳しく知りたい方は、下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。