カフェの開業を考えています。どうやって物件を探せばいいですか?
カフェの物件は土地勘がある場所がおすすめです。場所が決まったらその地域の不動産会社に直接行って条件を伝えましょう。
目次
カフェの物件は土地勘がある場所にする
カフェの物件を選ぶときは、土地勘のある場所を選ぶのがポイントです。
馴染みのあるエリアであれば、人の流れをある程度予測しやすくなります。
周辺に大学がある場合は、何時頃に学生が飲食店を利用することが多いかなど、ターゲットの行動パターンを把握しやすいといえるでしょう。
もしも土地勘のないエリアで気になる物件に出会った場合は、周辺環境や通行人の行動パターン、競合店を徹底的に調査することをおすすめします。
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カフェの物件選びで見落としがちな5つのポイント
目次1 物件選びを始める前にカフェのコンセプトを決める2 よく知っている場所を選ぶ3 カフェの立地と外観を重視する4 カフェの家賃 ÷ 売上 = 15% を意識する […]
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良い物件はそもそもネットで公開されない
カフェの物件を探す場合、インターネットに頼り過ぎてはいけません。良い物件はネットで公開されていないことが多いからです。
候補となる地域が決まっている場合は、その土地の不動産屋を訪れて店舗物件をチェックしましょう。
不動産屋を訪れることで、良い物件に出会える可能性が高くなります。
また、地域の飲食店の特徴など、不動産屋ならではの情報を得られることもあるでしょう。
ネットで調べるだけでなく、候補の地域に足を運んでチェックすることをおすすめします。
どこの不動産会社がおすすめ?
土地勘がある場所を決めたら、その土地にある不動産会社に直接行きましょう。
不動産会社はたくさんあります。2件〜3件の不動産会社に行っただけでは、なかなか良い物件に出会うことはできません。
できるだけたくさんの不動産会社に行きましょう。また、その地域以外の不動産会社が管理している場合もあるので、余裕があれば近くの地域の不動産会社も訪問しましょう。
不動産会社にメールや電話で連絡するのはNG?
不動産会社に連絡する方法は、メールまたは電話でOKです。
メールの場合は履歴が残るため、お互いに情報を確認しやすくなりますし、トラブルを防ぎやすくなります。
多くの不動産会社は、ホームページから直接メールを送れるようになっているので、伝えたいことをまとめたテンプレを作成しておくとよいでしょう。
ホームページのない不動産会社もありますが、意外な掘り出し物件を確保しているケースもあります。
メールで連絡できないからと候補から外すのではなく、電話で連絡をしてみましょう。
電話の場合は、要件を簡潔にまとめて伝えることが大切です。
不動産会社の繁忙期に連絡をする場合は、メールのあとに電話をしておくと確実といえます。
不動産会社には何を伝える?
不動産会社には、テナントの利用目的や希望するテナントの条件を伝えます。
元飲食店であった物件、賃料●万円以内、駐車場の有無、駅からの距離、希望する既存の設備など、あなたの希望する条件を詳しく伝えましょう。
メールの場合は、イメージ写真や間取りなどを添付するのもおすすめです。また、連絡のとりやすい時間帯も書いておくとよいでしょう。
ただし不動産会社の中には、物件の売買を専門としているところもあります。
賃貸を希望する場合は、購入ではなく賃貸であることを最初に伝えておきましょう。
まとめ
この記事では、カフェの物件(テナント)の探し方について紹介しました。
まとめ
・カフェの物件は土地勘のある場所を選ぶ
・その地域の不動産会社にできるだけたくさん訪問する
・インターネットには優良物件は掲載されてない