バリアフリーリフォームの内容と費用

 

家全体をバリアフリーにする際の費用は250万円〜1000万円です。

 

下記で、よくお問い合わせがあるバリアフリーリフォームを紹介します。

 

浴室をバリアフリーにリフォームする際の費用相場は、100万円〜200万円ほどです。

 

主に、以下の４つがバリアフリーリフォームの対象になります。

 

 

浴室は転倒事故が起こりやすい場所です。

 

滑りにくい床材を導入したり段差を解消したりして、事故を未然に防ぐバリアフリーリフォームが必要です。

 

ドアを折戸や引き戸にすると、浴室で人が倒れたときでも開閉がスムーズにできるので安全性が高まります。

 

また浴室を断熱対策すると、温度変化によるヒートショックを防いでくれます。断熱材入りの浴槽や浴室暖房乾燥機がおすすめです。

 

お風呂のリフォームで使える補助金について詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

【2021年版】補助金を使ってお風呂をリフォームしよう！

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トイレをバリアフリーにリフォームする場合は、10万円〜50万円ほどが相場です。

 

以下の3つのリフォーム内容をすると、バリアフリートイレが完成します。

 

 

和式トイレから洋式トイレにすることで、足腰の負担が軽減されるため使いやすくなります。

 

さらに手すりがあると、体を支えたり立ち座りの補助ができたりするので便利です。

 

車椅子の場合、トイレの空間が狭いと動作しづらくなります。扉の開閉が1人でもできるように設計しなければなりません。

 

廊下幅を広げる際にかかるリフォーム費用は30万円〜150万円になります。

 

車椅子での移動や介助者つきで移動する場合は、廊下の幅にゆとりがあった方がスムーズです。

 

ただし、廊下の壁が耐久壁の場合は、撤去できないので注意してください。

 

玄関先にスロープを設置する際にかかる費用は、20万円〜50万円です。

 

戸建ての場合は建物の造り上、玄関先に段差が生じます。

 

車椅子の方や足が不自由な方にとって段差は障害です。スロープを設けて負担を軽減してあげる必要があります。

 

バリアフリーリフォームにかかる費用を助成金で補う

 

バリアフリーリフォームにかかる費用を一部補助できる助成金を2つ紹介します。

 

 

ケアマネージャーの協力の元、介護保険を申請します。

 

バリアフリーリフォームにかかる費用の７割〜9割ほどが支給対象で、支給限度額は20万円です。

 

申請対象は、要支援1〜2または要介護1〜5の認定がされていることです。

 

補助金の利用は被保険者1人につき原則1回のみになります。

 

ただし、同じ住居に被保険者が複数人いる場合、リフォーム内容が重複しなければ介護保険の利用が可能です。

 

また、要介護が3段階上がったり転居した際は、1回のみならず再受給できる可能性があります。

 

バリアフリーリフォームにかかる費用の5割が支給されます。補助金額の上限は10万円です。

 

自治体によって申請条件や上限額が異なります。詳しくは、お住まいの自治体ホームページにて確認してください。

 

バリアフリーリフォームは減税制度も利用できる

 

バリアフリーリフォームをすれば、固定資産税や所得税が控除される減税制度が利用できます。

 

利用する際は、減税ローンを組む必要があります。ローンによって控除額が変わってくるので要確認です。

 

減税の種類	ローン利用条件	控除額
住宅ローン減税	10年以上のローン利用	400万円
ローン減税	5年以上のローン利用	62万5千円
投資型減税	ローン利用の有無なし	20万円

 

申請対象は以下に当てはまる人です。

 

 

直接リフォーム費用に当てることはできませんが、減税できれば支出を抑えられます。

 

減税制度をする利用する場合は、必要書類を持って確定申告に行きましょう。

 

まとめ

 

この記事では、バリアフリーリフォームに関する情報を解説しました。

 

 

体が不自由になってからバリアフリーにする方は多いですが、事故防止としてバリアフリーを早くから導入することをおすすめします。

 

バリアフリーリフォームに関することで何かお悩みがある方は、下記のフォームよりお気軽にお問い合わせください。

 

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