お金がないとバーの開業は難しいので自己資金を貯金しよう

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バーの開業を予定していますがお金がないです。開業は可能ですか?

 

バーの開業にかかる費用は約500万円~1,000万円が目安で、自己資金がないと開業資金を調達するのは難しいです。本気で開業を考えているならまずは自己資金を貯めることから始めましょう。

 

 

お金がなくてもバーの開業は可能?

 

お金がない状態でバーの開業は難しいです。バーの開業には、約500万円~1,000万円必要です。

 

テナントの立地や面積、お店のコンセプトや規模などにより金額は異なりますが、500万円~1,000万円を目安にするとよいでしょう。

 

バーの開業にかかる費用の内訳は次の通りです。

 

<初期費用>

物件取得費用:150万円~

店舗投資費用:200万円~

<運転資金>

家賃や光熱費など毎月の固定費の3ヵ月~6ヵ月分

 

お金がない人がバーの開業資金を調達する方法

 

お金がない人がバーを開業するには、開業資金を調達しなければいけません。開業資金の調達方法は次の3つです。

 

①自己資金で用意する

バーの開業資金をこつこつ貯金し、全額自己資金で用意することも可能です。ただし全額貯金するには時間がかかるため、現実的な方法とはいえません。

 

②日本政策金融公庫からの融資を受ける

日本政策金融公庫から融資を受ける方法もあります。日本政策金融公庫は、国が運営し国が100%出資する金融機関です。

 

一般的に、自己資金の9倍まで融資を受けることが可能とされていますが、実際は3倍~4倍程度しか借りられません。

 

自己資金が100万円あれば300万円~400万円の融資を受けられますが、バーの開業資金としては不十分です。

 

最低でも300万円程度の自己資金を用意しておくとよいでしょう

 

バー開業の資金調達には日本政策金融公庫の融資がおすすめ!

        目次1 バー開業の資金調達は日本政策金融公庫がおすすめ2 日本政策金融公庫の融資を受ける要件3 日本政策金融公庫の融資を受ける注意点4 融資に必要な自己資金とは?5 […]

続きを見る

 

③助成金·補助金を活用する

助成金·補助金を活用して開業資金を調達する方法もあります。国や地方自治体が提供する助成金や補助金は、返済義務がありません。

 

助成金は受給要件を満たしていれば、基本的に受給可能です。一方補助金の場合は、審査で採択されれば受給できます。

 

どちらも後払いであり、申請期間が決まっているので、早めに調べておきましょう。

 

お金がないならバー開業費用の自己資金を貯金しよう

 

バーの開業資金を調達するには、まず自己資金の貯金から始めましょう。

 

バーの開業資金調達に融資制度を活用する場合は、少なくとも300万円程度の自己資金が必要です。

 

バーの開業予定日を定めて、毎月計画的に貯金するのもよいでしょう。

 

あるいは、親戚から借金したり、不用品を売ってお金を作ったりする方法もあります。

 

またクラウドファンディングを利用して、複数の出資者を募って資金を調達することも可能です。

 

お金がなくてもバーを開業したいのであれば、あらゆる手段を講じて自己資金を用意するようにしましょう。

 

お金がない人がバーを開業するときの注意点

 

お金がない人がバーを開業するには次の点に注意が必要です。

 

スケルトン物件ではなく居抜き物件を選ぶ

開業資金を少なくするためにも、テナントは居抜き物件を選びましょう

 

以前もバーをやっていたテナントであれば、カウンターや厨房設備などをそのまま使える可能性があります。

 

スケルトン物件を選ぶと開業資金が跳ね上がることを覚えておくとよいでしょう。

 

綿密な事業計画を立てる

バーに来店してくれるであろうお客様の数や、客単価などをこまかく計算し、損益のシミュレーションを行いましょう。

 

融資を受けるためにも、綿密な事業計画を立てることをおすすめします。

 

必要な自己資金が貯まるまでは先走りしない

自己資金の目標額を決めたら、その金額が貯まるまでは先走った行動を控えましょう

 

目標は300万円なのに100万円貯金できたからと、物件の契約や業者選びをするのは早すぎます。

 

もちろん早めに準備を始めることも大切です。

 

資金を用意している間は、テナント探しや業者探し、バー開業に必要な資格の取得などを進めるとよいでしょう

 

まとめ

 

この記事ではお金がない人がバーを開業する方法についてご紹介しました。

 

まとめ

·バーの開業資金は約500万円~1,000万円必要である

·融資を受けるためにも自己資金300万円を用意する

·自己資金は貯金、親戚からの借金、クラウドファンディングなどで集める

·居抜き物件を探すなどで全体の費用を抑える

 

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