30坪の家のリフォームを検討しています。前面リフォームする際にかかる費用はいくらですか?費用を抑える方法もあれば教えてほしいです。
30坪の家を全面リフォームする際の費用相場は、600万円〜1,600万円です。必要な部分だけリフォームしたり、減税制度を利用すれば費用を抑えることができます。
目次
30坪の全面リフォームにかかる費用
下記の表は、スケルトンリフォームを含んだ全面リフォーム費用です。
全面リフォーム費用の相場
戸建て |
1,000~1,600万円 |
マンション |
600~1,000万円 |
マンションの場合は室内のみリフォームが可能なので、スケルトンリフォームをしても一戸建てより費用を抑えられます。
スケルトンリフォームとは、家の骨組みだけを残して、後は解体してしまう施工方法のことです。
間取りを自由に変更したり、劣化した配管も同時に交換ができます。
築年数が30年以上の場合は、耐震補強としてもスケルトンリフォームはおすすめです。
30坪の部分別リフォーム費用
家の状態が良好な場合は、設備や仕上げ材のみの交換で十分です。
予算に限りがある場合は、優先順位を決めて部分リフォームをしましょう。
以下で部分別にかかるリフォーム費用を紹介します。
水回りのリフォーム費用の相場
システムキッチン |
50万円~150万円 |
ユニットバス |
50万円~150万円 |
在来浴室からユニットバス |
65万円~150万円 |
トイレ |
15万円~50万円 |
洗面台 |
15万円~50万円 |
給湯器 |
10万円~50万円 |
配管 |
35万円~50万円 |
設備のグレードによって費用は変動します。
キッチンの吊戸をなくしたり、トイレの自動開閉機能をなくすだけでも費用の節約になります。
お風呂のリフォーム費用について詳しくは下記の記事で解説しています。
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マンションのお風呂をリフォームするのにかかる費用はいくら?
目次1 マンションのお風呂のリフォーム費用はどのくらい?2 マンションのお風呂のリフォーム費用を安くするには?3 マンションのお風呂をリフォームする工事期間4 マン […]
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内装リフォーム費用の相場
壁紙 |
50万円~70万円 |
フローリング |
25万円~40万円 |
クッションフロア |
5万円~10万円 |
畳 新調 |
6万円~20万円 |
クローゼット |
20万円~45万円/箇所 |
室内ドア |
5万円~10万円/枚 |
素材の品質や下地の状態によって費用は変わります。壁紙は量産型を選ぶとコストダウンできます。
外装リフォーム費用の相場
外壁塗装 |
30万円~80万円 |
屋根塗装 |
40万円~60万円 |
玄関 |
30万円~40万円 |
エクステリア |
60万円~90万円 |
ガレージ |
50万円~100万円 |
建物の形が凸凹していると、外壁の表面積が大きいため施工費が高くなる可能性があります。
屋根も同様で、急勾配だったり屋根形が複雑だったりすると費用がかかります。
ガルバリウムを使った屋根のリフォーム費用について詳しくはこちらをご覧ください。
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ガルバリウムを使った屋根のリフォーム【メリット・デメリットは?】
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省エネリフォーム費用の相場
太陽光発電システム |
120~300万円 |
二重窓 |
3~10万円 |
節水トイレ |
15~40万円 |
高効率給湯器 |
25~60万円 |
断熱浴槽付きユニットバスリフォーム |
60~100万円 |
外壁・屋根の断熱化 |
50~350万円 |
断熱性を高めると、エアコンの効きが良くなる特徴があります。
バリアフリーリフォーム費用の相場
手すりの設置 |
2~10万円/箇所 |
床の段差解消 |
1~20万円/箇所 |
室内ドアを引き戸へ変更 |
5~30万円/箇所 |
ホームエレベーターの設置 |
300~400万円 |
アプローチにスロープの設置 |
300~400万円 |
子育てや老後など、将来を見据えたバリアフリーリフォームは主流になってきています。
耐震リフォーム費用の相場
耐震診断 |
20~40万円 |
耐震補強・改修工事 |
25~200万円 |
屋根の葺き替え |
70~250万円 |
屋根のカバー工法 |
70~150万円 |
建物を存続させるために、耐震性を高めるリフォームは大切です。
30坪をリフォームする際の費用を抑える方法
リフォーム費用を抑える方法は、補助金制度を利用することです。
補助金は、耐震リフォームや省エネリフォーム、バリアフリーリフォームをすると申請ができます。
補助金の種類は、介護保険や長期優良住宅化など多数存在します。自治体によって細かい申請条件があるので、事前に確認しておきましょう。
また、減税制度は年末に残っている住宅ローンの1%分が所得税控除になります。
減税制度を利用する際は、ローンを組む必要があります。
ローンの種類は以下の3つです。
ローンの種類
ローンを組まない・5年以下のローン |
投資型減税方式 |
5年以上のローン |
ローン減税方式 |
10年以上のローン |
住宅ローン減税方式 |
リフォーム内容によって控除対象限度額は変わるので要注意です。
利用する場合は、事前にリフォーム業者に確認してください。
まとめ
この記事では、30坪の家をリフォームする際にかかる費用を解説しました。
まとめ
・スケルトンリフォーム込みで600万円〜1,600万円かかる
・部分リフォームなら10万円ほどからできる
・補助金を利用してリフォーム費用を抑える
スケルトンリフォームをすると高額な費用がかかります。
間取りの変更が不要な場合や下地の状態が良好な場合は、部分リフォームでも十分です。
家の状態は業者と一緒に確認して、リフォーム内容を決めましょう。
30坪の家のリフォームを検討されている方は、ぜひ一度下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。